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被爆者体験談 第2版を再発刊

2023/04/16

カテゴリー: 御南西公民館

地域の方の体験談、メッセージを追加し平和を祈念

再発刊にあたって
 戦後78年、ヨーロッパ・ウクライナ、台湾問題などにより国際秩序、安全保障はきな臭くなっております。これほどまで戦争、核兵器が再び使用される危険性が間近になった時はありません。何であろうと戦争はあってはならない。同じ過ちが二度と繰り返されることがないように願ってやみません。
 今こそ、こうした情勢を踏まえての思いがあり、一昨年発刊した被爆者小野田さんの-原爆は怖かった。戦争なんて絶対にするもんじゃない。「戦後75年伝えたい思い」-に、新たに平和祈念のメッセージを御南中学校区の皆さんを中心に書いて頂いたものを併せて再発刊致しました。
 戦争の体験談を少しでも多く聞き、後世に語り継ぎ、戦争の罪の重さ、命の尊さを知り、戦争は二度と繰り返してはいけないという強固たる意志を持つことが必要だと思います。
 この冊子で「平和はありがたく大事なものだ」ということを確認する機会として頂ければ幸いです。
 令和5年4月
 岡山市立御南西公民館

 令和3年5月に被爆者小野田久子さんの「戦後75年伝えたい思い」が冊子として発行されました。御南中学校のボランティアの生徒さん達によって、小野田さんの講演会協力や録音起こしなどを経て冊子となったものです。
 今回の再発刊には、岡山空襲を体験した方、被爆者・被爆二世の方々、小野田さんと親交がある地域の方々など、10代から90代の方々の執筆が加わり「平和祈念」として大変貴重な内容が追加されています。田中野田町内会の方の執筆もあります。
 御南西公民館では、冊子を希望される方にお渡ししていますので、御南西公民館へお問い合わせください。
 一人でも多くの方に手に取って頂ければと思います。
 

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