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令和5年 白鬚宮秋祭り

2023/10/26

カテゴリー: 行事・文化的事業

4年ぶり奉納行事に境内賑わう

白鬚宮(北区中仙道)の秋祭りが10月22日(日)に開催されました。新型コロナウイルスの影響で令和2年から関係者による祭典のみ行っており、通常の開催は4年ぶりです。秋晴れとなったこの日、氏子6町内から神輿・だんじりが集まり、祭典や奉納行事が行われました。中仙道町内会による売店、奉賛会による福引などもあり参拝者も多く盛況な秋祭りとなりました。

当番町内会を務める田中野田は10月に入り境内清掃や土俵作りや掲示板設置などを行ってきました。前日にはご家庭や店舗の安寧・発展をお祈りし町内練り歩きを行いました。秋祭り参拝日当日の様子をご紹介します。


当日朝の準備
当番町内会として3役は朝8時に境内に集合し、ごみ箱の設置と落ち葉清掃を行いました。各町内は8時~9時の間に掲示板への書道作品の掲示、休憩場所へのシート敷き等を行います。次々と各町内の方が掲示や場所の準備に来られました。休憩場所は奉賛会で決められた位置に毎年変わります。

書道作品は11名が出展してくれました。
課題は、
1年生 くり    4年生 美しい星
2年生 かき    5年生 紅葉
3年生 おみこし  6年生 美しい星
皆さん、上手に書けていますね!

朝9時30分、役員・顧問・協力者が公会堂で出発準備をしました。昨日、倉庫へ一旦収納した太鼓をだんじりに設置し青い布紐で動かないよう台座にきっちり固定します。
秋晴れの真っ青な空の下、準備が整いました。昨日の練り歩きの疲れを感じさせないくらい、皆張り切っています。
無事に良い参拝ができますように。

点呼、注意連絡の後、約40名で集合写真。昼からの現地参加を含めて総勢50余名での集団参拝となります。お天気が良いので個人個人のお参りも多くありそうです。
出発に向け子供達も元気いっぱい。

「昨日の練り歩きが楽しかった!」と急遽、参加の子供もいて嬉しい限りです。


田中野田2号公園を10時30分に出発。バス通りに出て北上、ニシナまで真っすぐ歩きます。昨日に引き続き、松冨さんがおみこしの先導を務めてくださいました。途中、中仙道西公園で田中町内会の連とお会いしました。白鬚宮でお会いしましょう。

だんじりは信号を北へ渡って左側通行。おみこしは店舗へ寄る為、右側を歩きます。

道中、2店舗よりご厚意を頂戴しました。ありがとうございます。わっしょいの掛け声も元気よく、おみこしを担ぎました。西小学校前の交差点でおみこしが合流し、西小北門前を通って白鬚宮まで真っすぐ、あと少しです。


11時に無事、白鬚宮へ到着しました。だんじり一番乗りです。

社殿に向かって右、土俵の奥が今回、田中野田の休憩場所です。ブルーシートの上には少しでも座り心地が良いように公会堂にあったゴザを敷くことにしました。「ゴザまで敷いているのはうちだけじゃったなあ。良かったわ。」と好評でした。

昼食は大人~小学生、園児の2パターンのおにぎり弁当を用意しました。大人~小学生は「串揚げ」と「ハンバーグ」のどちらか選べます。園児にはおかずが少しのおにぎりパックを用意しました。

皆さんから参加届を提出いただくことで人数や予定を把握し、お弁当やご褒美お菓子など参加者にきちんと渡せるようにしました。点呼の時に引換券をお渡ししていたので、交換の際には不足なくスムーズでした。子ども会があった時には会でのやり方をされていたようですが、今回、町内会より大人から園児まで全員に負担なくお弁当を配りすることとしました。

令和2年度で子ども会が休止、町内会の主導で進めることになったものの3年間のブランクの間に役員の交代、今年が当番町内会を務める年、と分からないことばかり…。しかし、奉賛会田中野田総代、子ども会経験者や長きに渡り携わってこられた方々のアドバイス、行動力に支えられ、田中野田の底力を実感しました。手探り状態ではあったものの、継承も考えて新たなやり方も取り入れ、なんとか本番を迎えることができました。参加者、協力者を求め全世帯にお祭りへの周知を図った「参加届の全戸配付」も新たなやり方の一つです。

古くからの方はもちろん、新しく町内転入された方も気がねなく参加・交流できるよう、町内会では一人一人への配慮と労をねぎらうと共に「また次回も参加したい」と言っていただけるようにしたいと思っています。

飲食含め秋祭りに掛かる費用は町内・地域の方々からのご厚志(御花代)を使わせていただいております。ありがとうございます。


11:45頃おみこしとだんじりの搬入が完了しお祓いをしていただきました。
おみこしには林さん、だんじりには原会長と白井さんがそれぞれ立ち会い、お祓いを受けました。
おみこし・だんじりが勢ぞろいすると圧巻ですね。

11:45から福引券受付が始まり、黄色い案内書の引換券と引き換えにくじを引きます。この受付は和気さん、福冨さんが、司会は横野さん、岩瀬さんがそれぞれ担当くださいました。
福引景品の引換は13:00~です。

12時からの祭典を前に境内の様子を見てみました。売店では射的や食べ物に行列ができて、とても賑わっていました。


12時から祭典が始まりました。
神官、来賓、奉賛会役員など関係者が席につき厳かな雰囲気です。
修祓(しゅばつ)
降神の儀(こうじんのぎ)
献饌(けんせん)
祝詞奏上(のりとそうじょう)
玉串奉天(たまぐしほうてん)
撤饌(てっせん)
昇神の儀(しょうじんのぎ)
と、滞りなく進みました。

祭典が終わり、奉納浦安の舞です。舞子は中仙道に住む女子3名が務めました。


13時から奉納子ども相撲です。女子は輪投げです。相撲は女子の参加もOKとアナウンスしましたが参加はありませんでした。
男子は思った以上の人数。これまで当日参加で集めていましたが、参加が少なかったらいけないのでと奉賛会から事前に人数把握の依頼もあり、田中野田からは5名が出場しました。大勢の子供が集まりホッとしました。
行事は植田さんが務め、出場者紹介を東・横野さん、西・山上さん。補佐を光延さん、白石さん、大塚さん、影山さん、中本さん、大久保さんなど大勢のご協力をいただきました。

出場者は東西に分かれ、学年別に並んで待ちます。1年生同士、2年生同士、3年生同士で取り組み、勝ち残った低学年で取り組んで1位、2位を決めます。高学年も同じです。

御来賓、参拝者の方々大勢が見守る中「はっけよい!」
子どもたちの力強い取り組み、粘りに歓声と拍手が沸きます。

次々と良い勝負が生まれ、順調に勝ち上がっていく子、負けて悔し涙を流す子も。ゲームやネットに夢中になる子供が多い中、久々に体で目一杯勝負する姿に観客もくぎ付けになっていました。
高学年では兄弟対決も!弟君粘りましたが、お兄ちゃんに軍配があがりました。良くがんばりました!

子供相撲も大盛況のうちに終了し表彰式です。
白鬚宮奉賛会会長和気健氏より、低学年、高学年のそれぞれ1位、2位に表彰状が渡されました。おめでとう。正式な表彰状とトロフィーは後日ということです。
田中野田の子供も頑張りました!

全ての行事が滞りなく進み、閉会の挨拶となりました。


14:30 おみこし、だんじり退場

帰りは西小学校交差点を南へ渡り、中仙道郵便局前を通って辰巳西公園まで戻りました。

辰巳西公園到着 笑顔でパチリ

岩瀬副会長挨拶の後、解散。
この後、みこし・だんじりを公会堂へ運びました。当番町内の片付けなどで原会長と数名は白鬚宮に残って作業をしてくださいました。だんじりの最終片付け、倉庫収納は翌日朝から横野さん、原会長などで行ってくださいました。
大変お疲れさまでした。無事、盛大な秋祭りが開催でき感謝申し上げます。皆さまに御加護がありますように。

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