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避難所開設-御南中学校

2022/09/19

カテゴリー: 御南学区・西学区

大型の台風14号、今夜岡山最接近に備えて

 岡山市では18日(日)夜、これまでにない強風が吹き荒れ、風の音と災害への不安で寝付きが悪かった人も多いと思います。翌19日敬老の日は、夜間の豪雨もなく多少強風も収まり朝を迎えました。
 しかし、油断できない状況は続き、午後には「緊急速報メール」を受信、着信音ですぐに解りました。
「緊急速報メール」は、災害が発生する恐れがある場合などの緊急時には、岡山市及び国(気象庁・消防庁・国土交通省)から、一定の区域に存在する携帯電話に災害・避難情報等が一斉配信されるシステムです。

 外出を控えて家で過ごしていたところ、町内の方から御南中学校に避難所が開設されたとの情報がありました。昨晩のような強風が吹き荒れることはなく、雨もシトシト降る状態だったので、笹ヶ瀬川と避難所の様子を見に行きました。

令和4年台風第14号は、9月18日に鹿児島市付近に上陸。上陸時の中心気圧は935hPaで、日本に上陸した台風の中では過去4番目に低い(2000年以降では最も低い気圧)大型の台風となっています。

御南中学校は、西学区と御南学区を対象に避難所開設。
14:30頃、私が最初に訪問すると市役所の方が情報確認できるようテレビなど設置を進められていました。
岡山市防災メール情報を辿ると、岡山県内各地で小中学校等が避難所として開設されていました。
すでに1組2名が避難され、発泡スチロールを組み立てた簡易ベット(防災備品)に座っておられました。
田中野田町内会は原会長が来られており、学区内町内会や愛育委員の方々がそれぞれ時間制で交代し運営されると伺いました。16:30頃、再訪問すると脇坂副会長、和気茂自主防災組織避難誘導班総括に交代されていました。

町内活動の一つとして防災情報の発信や知識を高める機会が増えていますが、いざとなると普段からの準備と即、避難できる体制の必要性をより感じました。

現在、この記事を書いているのは9月19日18:30で、台風は島根県出雲市付近に再上陸したようです。
田中野田の現在は、風はなく雨がシトシト降っている状態。
田中ポンプ場前は普段より増水していますが、ポンプは稼働していません(上記写真)。
田中地区区長の中尾三千義さんの話では、前もってポンプ場に詰める訳ではなく、今後の豪雨増水時に即、対応できるようにするとのお話でした。
地域でお役を担ってくださっている皆さま、本当にありがとうございます。
今夜の岡山最接近が、被害なく無事に過ごせますように。        広報渉外部 高塚


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