枝垂れ梅が見頃-白石邸
2023/03/05
カテゴリー: 季節の様子
植えて15年、春を告げるしだれ梅
白石誠さん(8組)のお宅には立派な枝垂れ梅があり、2月末~3月上旬にかけて花が咲き出すと遠くからでも「ピンク色の傘」が目に飛び込んできます。
調べたところ〔呉羽枝垂〕という品種のようです。
桃色、中輪、八重咲で花弁の先がほんのり淡く見えます。
白石さんに「剪定など気をつけているのでは?」と伺うと「何もしていなくて昨年、初めて庭師さんに剪定してもらった」。傘の形になったのも自然に、とのことでした。
会陽で福も得た!
枝垂れ梅の苗木は15年前に家を建て直しされた時に植えられました。西大寺会陽(裸祭り)の翌日、後祭りの植木市で買ったとのことですが、なんと会陽に個人で20数年参加されており「この年は枝宝木も獲ったんよ」とすごいエピソードがありました!枝宝木(えだしんぎ)とは、
串牛玉(くしごおう)
といって、宝木(しんぎ)を投下する直前に投下するものです。
宝木を作った残りの原木から作っているそうで、これもなかなか獲れるものではないですよ。福を掴みましたね!枝垂れ梅を見ることで福運がいただけそうです。
ちなみに傘の内側に入らせていただくと幹も立派でした。
白石さんは「みなさんに愛でていただければうれしい」と言っておられます。
御南中西側付近ですぐに目に留まるので、楽しみに歩いてみてください。