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ゲリラ豪雨に大慌て

2022/09/03

カテゴリー: 出来事・話題

急激な水位上昇、濁流と道路冠水に圧倒されて…

          副会長 中尾三千義(7組) 
 田中地区の区長と区長代理を田中と田中野田で交互に担当し、私は今年度から2年間区長を務めることになりました。
 区長の役目は、農業用水として稲作の田んぼへ適量の水が供給できるよう管理をすることです。  
 夏の暑い盛りには土用干しといって稲の生育調整で田んぼにひび割れができる程度に干すため、毎年指定日に農業用水を減水します。今年は7月29日~8月5日の間で実施しました。6月になると町内掲示板にてお知らせしています。
 40年程前は田んぼばかりだった町内も区画整理が行われて以降は西バイパスの開通や宅地化が進み、田んぼはわずかとなっていますが、農業用水の管理は大切な役目です。

重要な水の管理で育つ稲
9月1日ゲリラ豪雨で一気に増水(7組)

 最近は農業用水の管理より下水管理の割合の方が多いかもしれません。同じ川の水、切り離せません。
 9月1日に各所で発生した発雷豪雨では、短時間のうちに増水が起こり、原会長より「付近の側溝があふれそう」と連絡があり、急いで田中ポンプ場稼働のため水利常設委員を招集し対応に掛かりました。その間にも水位は上昇し道路冠水、濁流が押し寄せてくる様に圧倒されました。操作はこれまでも行っており難しくはないのですが急激な増水、濁流を目の前にして頭が真っ白になってしまいました。慌てて機械操作がなかなかできず、市の下水道課の担当者に指示を仰ぎ、スマホ片手に右往左往しながらも正常稼働させました。
 雨が長時間でなく水も引き安堵しましたが、急激な増水の怖さを知り、対応の経験を一つ積みました。

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