Hamahon Comm.　ー　後楽園の北隣り

ChatGPTやBingのような高度なChatbotは膨大なデータをデータベース化し目的に応じた解を導く、そこまではこれまでに蓄積された検索とデータベース技術の応用範囲だとしても、それを完成させるには人の頭脳に存在するリテラシーが不可欠です。人間には必要な医学書を読み症例を看てカルテを書く医学リテラシーや、法曹リテラシー、文学リテラシー、経済リテラシーなど無数のリテラシーが存在します。
高度Chatbotが評価された理由は無数のリテラシーをひと纏めに備え、適格につかい分ける点、さらにそのリテラシーが人体以外のどこかで生成される(人口知能)点にあります。実を言えば、僕はどのChatbotにも触れたことがないし、ここに書いた内容を２割ほども理解しているとは言えません(不完全なリテラシー)。
ChatGPTやBingが生みだす定言や命題はとても正確で的を得るものだと評価されますが、もし私が述べていることがある程度的を得たものであるならば、あの専門科学者さえも欺かれた高度科学社会の鬼っこと言われるソーカル事件(’95)に通低する可能性を持つと思えます。高度Chatbotが社会に大貢献するものか、どこかで致命的な欠陥を露呈してしまうのか、わくわくしながら見守ろうと思います。

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