午後八時空

午後8時に外に出ると薄青い空がまだ残っていた。どの時季でも8時の空はまっ暗闇と思っていたのて意外だった。

投稿日: 2023年6月21日

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マイナカード

マイナンバーカードで現在報告される事故はいわゆるクレリカルエラーの類いであって、性質上も数量上も重大かつ深刻なものとは言えない。初期のうちに修正すればよいこと。これを個人情報問題に繋げて大問題に仕立て上げる野党の意図は見 […]

投稿日: 2023年6月21日

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キンダーブックと茂田井武

幼児期に『キンダーブック』という絵雑誌があり、日常的に眺めていたと思う。その主要挿画家だった茂田井武の挿絵は何となく懐かしい。後年になって茂田井の絵を一目で好きになったのは幼児体験が大きかったのかも。

投稿日: 2023年6月21日

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空の旅の友

空の旅をするとき畿内で航空パニック小説を読むという楽しみがある。スペンサーダンモア『空中衝突』、トマス・ブロック(ネルソン・デミル)『超音速漂流』がお薦め。

投稿日: 2023年6月20日

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越中ふんどし

六尺ふんどし(いわゆるシメコミ)は祭礼か水泳用だとばかり思っていたが、「江戸~明治末までの一般的な下着」とwikipediaに。それが廃れて越中ふんどしに取って替わられたのは徴兵制により軍が官給品として越中を支給するよう […]

投稿日: 2023年6月20日

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漢字

『徒然草』に、ある公家が「しほ(鹽)の字は何偏か?」と尋ね、「土偏(塩)」と答えた朋輩を馬鹿にするという段がある。たしかに塩の正字は鹽だが、正字という概念を生んだ康熙字典が生まれたのは18世紀前半であり、それ以前の漢字に […]

投稿日: 2023年6月20日

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銀の錆び取り

古い銀製のキセルを毎日手にとって愛でているうちに表面が黒く錆び始めたので、ネットで調べた方法で錆び取りを試みている。方法は、塩を少量入れて煮立てた湯の中へ、アルミホィールで包んだ銀製品を入れて10分、火を切って待つこと更 […]

投稿日: 2023年6月19日

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三遊亭圓朝

「何ういふ理由か女子の名を先にいって男子の名を後で呼ぶ。お花半七とか、お染久松とか、夕霧伊左衛門とかいふような訳で、実に可笑しいものでござります。(三遊亭円朝「闇夜の梅」) そうか、こんなことは明治の人はとっくに気づいて […]

投稿日: 2023年6月18日

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杉下茂と中西太

今年は5月に中西太、6月にと杉下茂という球界の二大レジェンドが続いてが亡くなった。この二人の死で、1954年中日ドラゴンズ日本シリーズ(中日対西鉄)初優勝時を経験したレギュラー選手はいなくなってしまった。 さらに中西太は […]

投稿日: 2023年6月18日

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桜桃忌

『栴檀の薄紫の花咲けり人影もなき梅雨冷えの朝』 『雨のなき梅雨過ぎ行けり桜桃忌』

投稿日: 2023年6月18日

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深川屋陸奥大掾

こし餡を求肥で包み、和三盆をまぶしした菓子「関の戸」は美味い。これを作る深川屋”陸奥大掾”の由来は、江戸時代に光格上皇がこの店を御所専属菓子舗に任じ、ついでに従二位陸奥大掾を与えたのだという。稲荷 […]

投稿日: 2023年6月18日

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多様性を尊重する

SDG’sやそれに基づくダイバーシティとか、もっともな内容にもかかわらず胡散臭さを感じるのは、国連(サミット)が目標に決めたものをアジェンダとかいってそのまま国内に持ち込み政府から自治体まで大騒ぎして実現に取 […]

投稿日: 2023年6月17日

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刑法

刑法における犯罪の定義は「有責違法な行為」で十分であるにもかかわらず、わざわざ”構成要件に該当する”という文言をくっつけたため、より複雑で結果的に被疑者を有利な立場に置いたのだと思う。

投稿日: 2023年6月17日

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曽根崎心中

例えば『曽根崎心中』のように、印鑑や為替のようなほぼ現代と同じ社会経済の仕組みを折り込んで書かれていれば江戸期の文章はほぼ現代の文と同様に理解しやすい。

投稿日: 2023年6月17日

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補償金

回転寿司ペロペロ犯罪に対する高額保障請求の問題だが、少年の反省による社会への順応可能性と、今後更に社会に危険を及ばせる可能性の比較考量の問題。将来の危険を考えると社会はこのような少年を受容できない。少年を社会の構成員とし […]

投稿日: 2023年6月17日

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女 男 女

江戸の「梅川忠兵衛」「おさん茂兵衛」から昭和の「愛と誠」までドラマでは女性・男性の順に呼ばれるのが普通だった。それが平成の「利家とまつ」で欧米なみに男、女順に逆転したかと思われたが、朝ドラ「純と愛」でまた元に戻った。令和 […]

投稿日: 2023年6月17日

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『徒然草』と脳

『徒然草』149段、“鹿茸を鼻にあてて臭ぐべからず。小さき蟲ありて鼻より入りて腦を食むといへり“。解剖学が未発達の、江戸以前に書かれた文に「腦」という語が現代と同義に遣われていることに驚く。

投稿日: 2023年6月17日

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浜のむかし

「浜こしをまち(小姓町)」というのが江戸初期の古地図上のこの町の呼称。殿様の小姓たちの居住区であったらしい。この辺りに存在した侍町、小姓町はやがて後楽園の創設により消滅したと伝えられる(吉備温故秘録、備陽記)。

投稿日: 2023年6月17日

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天才

車のレシプロエンジンは誰かがいつか考えつきそうなもので、発明は時間の問題だったと思う。しかしロータリーエンジンの構造を見たときは天才の発明だと思った。ステアリング軸を後方にややずらして車の直進性を確保させる” […]

投稿日: 2023年6月16日

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ヒアリ

東京大井の国際貨物置き場でヒアリがまた出たそうだ。5年前の騒動まで、日本ではよほどの昆虫好きしか知らなかったヒアリだが、その少し前に米ドラマ『ブレイキングバッド 2』で「犯人が分かったら、頭に袋を被せろ。裸にして首だけだ […]

投稿日: 2023年6月15日

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韓ドラの韓国

20年近く韓ドラを観ていて気づいたこと。・日本とヤカンの形が同じ・服やセーターを着たまま寝る・押し入れがなく、布団は畳んで部屋の隅か整理 ダンスの上に重ねる・お祝い事(特に誕生日)にわかめスープを飲むの が定番・刑務所出 […]

投稿日: 2023年6月15日

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原発再開

日経新聞は昨年8月にアンケートの結果として原発再開推進派70対反対派22と報じ、その後「再構築による原発再開」を提言していた。朝日新聞デジタルでは今年2月に再開派51、反対派42としている。こんな問題の答に正も誤もない。 […]

投稿日: 2023年6月15日

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核の話

2011福島原発事故についてはチェルノブイリ原発事故との比較はあっても、広島、長崎原爆の放射線被曝量の比較は聞かなかった。今月13日、ベラルーシのルカシェンコ大統領は「われわれに対する攻撃があれば、国内に配備される核兵器 […]

投稿日: 2023年6月15日

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災害と老人

ネットをつかわない老人世帯に、地震、洪水の接近をいかに速く伝えるか?だが、仮に危険を速く伝えられたとしても、そこから実際に避難行動を起こすまでに絶望的な時間を要するだろう。スーパーのレジで支払う様子をを見ればわかる。

投稿日: 2023年6月13日

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『見知らぬ乗客』

犯罪捜査は残留証拠の発見と犯行の動機解明に絞られ、動機には被疑者、被害者の関係性が大きく関わる。今年急に目立つ強盗の実行犯をあらかじめSNSで募集するという手口は犯行動機は報酬のみであり、被疑者と被害者の関係性が皆無なの […]

投稿日: 2023年6月13日

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漢字の右書きと左書き

扁額、看板では漢字、かなは右から左へ書かれるのが原則ではあったが、一字ずつ記す場合は昔から左から右へ向けて記す例も多かった。むしろ現在は本のカバーなどは「左から右」に統一されたように見える。これは明治以降、同じページに漢 […]

投稿日: 2023年6月13日

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