「未成年者」で犯罪で思うこと

投稿日:2023年5月10日

昨年から「未成年者」は18歳未満に戻された。
昨今の未成年者犯罪を見ていると、やはり年齢が引き下げられたことに異和感はない。
次の法改正があるとしても20~30年は先だろうから、この際16歳未満であっても良かったという気がする。
改正前の「少年法」(1948)が成年、未成年の限界年齢を18歳から20歳に変えた背景には成立当時の社会混乱もあり、少年の犯罪行為への心情的寛容があったと言われる。同時に比べいまの日本は飛躍的に豊かになり、罪を犯す事情にそれほどシンパシーを持つ必要がない。生活というより遊興のための少年犯罪が増えている。
加えて、ネットによる情報が浸透して現在の少年は大人が思うより格段に知恵が高い。
「子供は出来るだけ長く子供のままでいて」を子供は易々と裏切る。
少子化対策を背景に子供を大切に育てるのはいいのだが、子供を甘やかしてはいけない。
甘やかされた結果、少年が組織的犯罪に簡単に 利用される現状を生んだのだと思われる。

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