漢字の旧仮名読み

投稿日:2023年7月9日

わけあつて旧仮名遣いを勉強してゐる。
戦後間もなくの国語改革までの日本語は文語、口語とも旧仮名で書かれたから、和語(例えば、いる→ゐる)の場合は、まだ豊富に残っている文例を順次読んでゆけばいい。
問題は文例の少ない、漢字とその熟語(漢語)の読みで「関西」がカンサイなのかクワンサイなのかとても悩ましい。
最近漢字旧仮名読みのヒントを一つ見つけたのは、漢字の読みは古い時代にその漢字が日本に入来した頃の大陸の読みが適用されたのではないかということ。
古代中国(呉、漢、唐、宋)の発音がどの程度現代の漢字発音記号であるピンインに継承されているか?という問題は残るが、漢字数十のピンインに当たった結果は、漢字の旧仮名読みと現代中国語ピンインはとても関連性こ高いという印象を得ている。

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