『見知らぬ乗客』

犯罪捜査は残留証拠の発見と犯行の動機解明に絞られ、動機には被疑者、被害者の関係性が大きく関わる。今年急に目立つ強盗の実行犯をあらかじめSNSで募集するという手口は犯行動機は報酬のみであり、被疑者と被害者の関係性が皆無なの […]

投稿日: 2023年6月13日

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漢字の右書きと左書き

扁額、看板では漢字、かなは右から左へ書かれるのが原則ではあったが、一字ずつ記す場合は昔から左から右へ向けて記す例も多かった。むしろ現在は本のカバーなどは「左から右」に統一されたように見える。これは明治以降、同じページに漢 […]

投稿日: 2023年6月13日

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R-18系小説

R-18系の小説は気に入っているが、昨日ランチに入った店で若い女の店員の目もとが笑った気がして、手元を見ると裏返したはずの本の表紙が見えていた。笑うだろうな、こんな表紙じゃ。

投稿日: 2023年6月13日

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差別用語

・鶴の巣や場所もあらうに穢多の家 子規・穢多寺へ嫁ぐ憐れや年の暮  漱石“穢多”という語句が含まれたことによってこの二句は今はやや敬遠され気味だ。日本では憲法が保護する思想、表現の自由により、メデ […]

投稿日: 2023年6月12日

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『ヒステリア』の思想

のちに大人の玩具に改良された電動バイブレーターは、実は19世紀に女性の神経症治療のために考案されたというエピソードを映画化した『ヒステリア』(2011)。この映画のスゴさは、「女の情緒とはこの程度のものさ」という公言する […]

投稿日: 2023年6月11日

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女性の身体属性

街を歩いていて、サッと前を横切られて足を停めるという経験は多い。横切るのは比較的10、20代の若い女性が多い気がする。男はぶつかったときの衝撃が嫌で足が停まるが、女性がああ大胆にぶつかってくるのは、身体が柔らかく、衝撃を […]

投稿日: 2023年6月11日

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石川啄木

我よりも 強き女の手とりしが 蓋し第一の しくじりなりき。

投稿日: 2023年6月11日

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日本の未来

米ニユーメキシコ州では、「相手が危害を加えようとしたときは撃ち殺しても構わない」というレベルの正当防衛権が認められる。ドイツは独自の軍備を持ちNATOに加盟し、随時に憲法改正を行う国。世界の国々はそれぞれ独自の事情を抱え […]

投稿日: 2023年6月10日

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スシロー事件

頻繁に起きるバイトテロは罪(それによって社会が蒙る迷惑量)と罰のアンバランスさが誘因であることの典型だろう。罰が軽すぎるから事件が多発するということ。岐阜で起きたスシローペロペロSNSアップ事件はスシロー側が加害少年に6 […]

投稿日: 2023年6月9日

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刎頸の友

behead も decapitate も意味は「首を胴体から分離させる」で、それほど厳密ではないようだが、beheadには”罰として”の意が加わりまさに「首を刎ねる」。decapitateはより一般的で、刑罰から事故ま […]

投稿日: 2023年6月9日

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猫と赤ちゃん

三日ほど前に、養老孟司の「飼い主にとって猫は代理だ。家でゴロゴロする猫を見る飼い主はゴロゴロする自分を想像して満足する」という意見を紹介したが、この場合”猫”は人間の赤ちゃんのメタファだとも言える […]

投稿日: 2023年6月9日

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中村錦之助がスターだった頃

小学校五、六年の頃、隣のお姉さんに連れられて時代劇映画を観に行った。映画で聞いた中村錦之助の「敦時、そのことようく存じておりまする」という台詞が気に入って、家に帰ると早速母親に向かって錦之助の声色を真似てみせた。映画のタ […]

投稿日: 2023年6月9日

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ギロチン

ギロチンについてヨーロッパ人はどちらかと言えば”人道的処刑方法”という印象を持っていただろうというWikipediaの見解には説得力がある。ギロチンはフランスで1981年、ドイツで1949年に死刑 […]

投稿日: 2023年6月8日

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結婚考

いとこ同士の結婚は中国、韓国では禁止であり、アメリカ合衆国の半数以上の州でも無条件には許可されない。一方、宗教上の理由からいとこ婚やそれ以上の近親婚に対する規制が厳しくない国も存在する(スウェーデンやムスリムの国々)。今 […]

投稿日: 2023年6月8日

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ミステリー

アメリカのミステリーには、相手の過去について殆ど知ることなく結婚し、後で夫(妻)は一体何者?となる場合がやたら多いのは不思議だ。そう言えば「レベッカ」を映画化したのもアメリカだった。

投稿日: 2023年6月8日

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世代

“大輔世代”の男性はいま40代、島津貴子さんの結婚に始まった、”貴子世代”の女性ももう50代か。常磐貴子、膳場貴子、加藤貴子・・・。もっといそうだ。

投稿日: 2023年6月7日

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親と子の話

老齢になってから、子どもに迷惑をかけたくないという親のはなしをよく聞く。逆に多額の財産を武器に、結婚した子供や孫を縛りたがる親のはなしも多い。根は同じなのだろう。

投稿日: 2023年6月7日

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胡麻木の花

葉を揉むと胡麻の匂いがするのでゴマギ(胡麻木)というそうです。操山高校の南へすこし進んだ道沿い。

投稿日: 2023年6月7日

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明治大正の結婚

16歳で嫁いだ祖母は祖父の二度目の妻であったことや、祖父の最初の妻は別れた後も近くに住んで、祭りの際などによくわが家に遊びに来ていたという。それらを教えた伯母自身も伯父の後妻だったそうだ。明治、大正の結婚は相手を選ぶ自由 […]

投稿日: 2023年6月7日

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美しい三姉妹

「結婚の相手は美しい三姉妹の一人」と伊丹十三がエッセイに書いていたが、これは男が一般に潜在意識として持つのだと『海街diary』を観ながら思った。『若草物語』『細雪』も四姉妹だがそんな感情は起きなかったと思う。大河ドラマ […]

投稿日: 2023年6月7日

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松島トモ子とオードリー・ヘプバーン

1945年奉天生まれの松島トモ子は生後間もなく満州へ侵駐したソ連兵から逃れるために、10ヶ月間日の目をまったく見ない生活を送ったという。そのことがあの超スリム、色白の美貌とその後の股関節疾患の原因となったらしい。また19 […]

投稿日: 2023年6月6日

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松島トモ子

『徹子の部屋』で、変形股関節症手術を受けた松島トモ子(77)が「わたしはすべてにおいて美しくありたいと思うので、”股関節”症というサウンドが気に入らない」と語る。

投稿日: 2023年6月6日

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科学者

「科学者が、スポンサーを離れて自由かつクリーンハンドで研究をやっているというのは幻想」というのも養老孟司の意見。そういえば「車やエアコンが及ぼす外気温への影響」なんて研究はあまり聞かないし注目もされない。喫煙家の養老は「 […]

投稿日: 2023年6月6日

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猫と飼い主

夕方の番組で養老孟司が「飼い主にとって猫は代理だ。家でゴロゴロする猫を見る飼い主はゴロゴロしている自分を想像して満足する」と言っていた。よく言い当てている。

投稿日: 2023年6月6日

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養老孟

養老孟はノラ犬やノラ猫が排除されてゆく都市を脳化する都市と呼んだ。

投稿日: 2023年6月5日

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ノラ猫 

「当たり前だが(ノラ)猫は二歳や三歳では死なない」と書かれた本がある。出産を重ねるからその後も数殖え続けるという話になっている。しかしこの見方は’大概の’ノラ猫は2年くらいでいなくなるという僕の観 […]

投稿日: 2023年6月5日

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ドラグァクィーン

NHKの、ミッツ・マングローブの肩書きが「女装家」。wikipediaはミッツの紹介を「ドラグァクィーン(drag queen)」としている。ドラグァクィーンは女装でパーフォーマンスを行う者。歌舞伎の女形からピーターまで […]

投稿日: 2023年6月5日

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中ピ連、榎美沙子

桐野夏生の『抱く女』に榎美沙子のことが書かれている。70年代前半を賑わせた榎美沙子たちの「中ピ連(中絶禁止法に反対しピル解禁を要求する女性解放連合)」はその後どうなったのか?と検索すると、75年中ピ連解散のあと、日本女性 […]

投稿日: 2023年6月5日

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女性の声は平均的によく通る。車やエレベーターで去ろうとする政治家に大声で質問を浴びせる役に女性記者が多いのはこのためだろうと理解している。男性では竹田恒泰かな、ああいう声を出せるのは。

投稿日: 2023年6月4日

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