生成系AIの問題 2

投稿日:2023年5月24日

(承前) 2・
1)の虚偽回答はユーザーではなく、システムのアーキテクチュアに問題があると思える。
ネット上に専門家が書く解説はどれもこれをHallucination(幻覚)とし、それを軽減するやり方を紹介するが、それで済ませてよい問題ではない。
この半年の間に東京を始め複数の自治体(岡山も)が生成系AIの行政導入の検討を発表したが、前進できるか否かはこの”幻覚”問題をどうクリアするかに懸かっていると睨んでいる。
「ChatGPTやBARDに全面的に頼るのめはなく、参考意見を求める態度が望ましい」というのがネットに現れる専門家意見の公約数だが、それは行政の軽減化ではなく、煩雑化になってしまう。
虚偽事象の説明として”Hallucination”という不可避的ニュアンスを与えていることも問題であると思う。
これはプログラミング上で避けうる事象ではないのか?

カテゴリー:未分類

SNS
検索
ページトップ