核兵器不拡散条約

投稿日:2023年5月20日

核拡散防止条約(NPT)は米露英仏中のみに核保有を認めるという明確な不平等条約であり、インド、パキスタン、北朝鮮などはこの条約に非加盟なわけだから、これらの国が核を保有したからといって国際条約違反でも何でもない。
日米が北朝鮮などの核保有を非難するのは自己都合であるとさえ言える。
元々NPT体制は核廃絶を目指すものではなく、1960年代後半当時の核保有国同士の均衡安定を図ることが目的であったはずたから、この条約に今以上は望めない。
核廃絶が進まない根本的な理由は、核は兵器の延長であり、相手の攻撃に対する確実な抑止力になるためだ。
核兵器は戦争の産物であり、戦争の廃絶が可能でなければ核兵器の廃絶もない。

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