Hamahon Comm.　ー　後楽園の北隣り

昔、昭和２０年代前半の新聞に書かれた記事の見出し｢皇室財産は５億円｣を見たのだが、最近まで、この記憶の正しさには自信がなかった。
しかし奥野修司『皇室財産』には、”敗戦国日本を占領したアメリカは、皇室財産評価額｢３７億円｣の９割を国庫に納税させ、残る財産も国家管理として現金1,500万円をお手元金として天皇家に残した”と書かれている。新聞記事との違いはおそらく評価額の違いだろう。お手元金1,500万円はその後の利殖による雑言を経て現在(2022年)約10億円を切るだろうと言われると同書には書かれている。

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