令、冷、魿など

投稿日:2023年4月11日

“令” の文字には二通りの字体があって
1は令(明朝体他)
2はやまの下がマになる字 (“魿”の右側)。
普通、手書きでは”令”は1で書き、”冷”や”齢”のつくりは2で書いていたから、この二つは別の文字だと思っていた。
しかし2のレイはネットばかりか普通の漢和辞典にも存在しないのである。
では2の”魿”の右側レイは間違いかというとそんなことはない。
平成28年2月29日に文化庁がどちらも正しいという指針をだしているからだ。
調べてみて、この二つフォントやグリフの違いだとわかった。
現在圧倒的に使用される明朝体漢字は”令”に統一されている(ゴシック体も同じ)。
しかし別に教科書体というフォントがあって、
教科書体による令は2の魿の右側レイなのだ。
小学校の国語教科書はこの教科書体で書かれていて、子供は小学4年で魿の右側レイを令と習う。これは混乱する。
ネットを探ってこの変則レイで見つけたのは”魿”、”衑”だけ。理由はわからないが。

Rei

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