『Worth 命の値段』

投稿日:2023年3月10日

シネマクレールで『Worth 命の値段』を観た。
平日の昼だから111席に客が4人。
映画はアメリカ9・11同時多発テロにおける約7千人の犠牲者に対する保障を巡る話。
観て十分満足できる映画なのだが、見終わってテーマとなった「犠牲者への保障金額を差別化したことは正しいか?」という疑問は解決されない。
そもそもテロという不可抗力の事件に補償をする責任は誰にあったのか?
犠牲者に対して平均2億7千万円のような多額補償がされるのであれば、やはり「すべては金が解決する」というアメリカ哲学の具現化された映画ということだろう。

Finberg
遺族交渉責任者、ケネス・ファインバーグ本人
via Getty Images

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