「検索」して思うこと

投稿日:2023年2月17日

ある小説を読んでいると、妊娠した京都の女子高生が中絶するクリニックを探すためにスマホで”京都+産婦人科+堕ろす”で検索しかかったが思い直して、”堕ろす”を”中絶”に代えた。
たしかに産科のサイトに”堕ろす”とは書かれないだろうし、文字列検索だけの頃はこれが当たり前だった。
小説は2016年に書かれたものだが、”あいまい検索”が強化された現在は”京都+堕ろす”だけで検索しても十分な数の中絶可能な産科をヒットする。
検索機能には多数かつ難解なアルゴリズムが応用されていて、あいまい検索のメカニズムはよく解らない。
推測だが、こういう「検索者の意図を忖度する」あいまい検索はエンジンに膨大なシソーラス、辞書機能を内包していてヒットしない、例えば”堕ろす”の同義語の一々を検索し”中絶”と”産科”を探り当てるのではないかと思う。

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