シルクハットと山高帽

投稿日:2022年11月9日

知識としてシルクハットと山高帽は知っていた。
山高帽は子供の頃、祖父が山高帽にトンビという姿で出かけるのを見たのを薄っすら覚えている。
しかしシルクハットを誰かが被るのを見たという記憶はない。
有名な画像として、昭和20年のミズーリ艦上に日本降伏文書の調印に訪れた重光葵全権代表団の3名はシルクハットを携えていた。
シルクハットこそは第一級の正装であり、おそらくは戦後急速に廃れていったのだと思う。
今年行われたエリザベス女王の葬儀の映像ではまったく目にすることがなかったから。
実は今日観た映画『ダウントンアビー』に1930年ころの貴族の葬儀シーンがあり、そこでは貴族たちはシルクハット、その従者たちは山高帽を着用していた。
シルクハット、山高帽は階級差の象徴でもあったらしい。

↓左:戦艦ミズーリを訪れた重光全権代表団
↓右:山高帽の絵

Silkhat
Yamataka

カテゴリー:未分類

SNS
検索
ページトップ