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ニューストピックス(2014年6月7日)

第二回とみやま五十三景探訪 〜富山学区・倉安川散策マップめぐり〜

富山学区・倉安川散策マップ 6月7日(土)午前9時30分から午後3時まで、富山の自然を楽しむ会(實村 貢(みむらみつぎ)代表)では、第二回とみやま五十三景探訪を行いました。

参加者31名[男性17名(内1名小学生)、女性6名、スタッフ8名]が富山公民館に集合しました。

主催者が倉安川について説明 初めに、實村代表が「倉安川の沿革と開発」について概要を説明し、その後「富山の宝 曹源寺」のビデオを観賞しました。

さあ、いよいよ公民館前で出発前の準備運動をして、倉安川沿いに東に向かって出発です。

出発時、梅雨の合間のどんよりした鉛色の雲が空を覆い、今にも雨が降りそうな天気でした。

先導役はスタッフが交代で務め、説明役は同会の實村代表が行いました。

まず、福泊バス停南の「(18) 雁木(川市)がんぎ(かわいち)」「(17) 上水道記念碑」「(16) 舟廻しと樋門」「(22) 栴檀(せんだん)の木」などについて説明を受けました。

(17) 上水道記念碑散策マッツプを見る参加者

吉備津岡辛木神社へ向かう 次いで、「(11) 丸端(まるはな)の井戸」を経由して、「(13) 吉備津岡辛木神社」へ向かいました。神社に続く道は、長い急な石段でしたが、休憩しながら上りました。

吉備津岡辛木神社に到着した参加者は、蒸し暑い事もあり額に汗をにじませた人がほとんどで、境内で思い思いにタオルやハンカチなどで汗を拭きながら、持参した水筒やペットボトルのお茶を飲む姿があちらこちらで見られました。

吉備津岡辛木神社到着

神社について「江戸時代末期に建築されたもので、祭神は吉備津彦の命の弟、吉備若建彦命が祀ってあり、海吉と福泊東部地区の氏神様である」旨の説明を受けました。

しばらく休憩して次の目的地に向かいました。山道の脇には、ウルシやネジキなどの蕾や花が咲いているなかを、午前中最後の見学先「(19) 岡山市立富山コミニュティハウス」に到着しました。ここでは「平成9年から地域の交流の場所として多くの人々が利用しています」旨の説明がありました。

ウルシの蕾
ウルシの蕾
ネジバナの木と花
ネジバナの木と花

その後、富山公民館に帰り昼食を食べ、休憩をとりながら午前中に廻った先の感想や印象に残った場所の話をするなどして交流しました。

また、實村さんやスタッフから午後に訪れる曹源寺や岡山藩主池田家の墓所、大光院の法華題目石、眠り塚などについての説明がありました。


午後1時過ぎ、富山公民館を出発しました。

午前中の天候とは打って変わって燦々と太陽が降り注ぐ真夏を思わせるような快晴になりました。

「(21) お滝山花広場」を経由して曹源寺本堂の東、庭園の北にある「(24) 眠り塚」に向かいました。眠り塚について「中国銀行副頭取や合同新聞(現山陽新聞)社社長などを務めた谷口久吉の句碑が残されている。谷口は茶道と俳句を愛する文化人でもあった」旨の説明を受けました。

(24) 眠り塚眠り塚で説明を受ける

池田家墓所で説明を受ける 次に曹源寺の本堂の背後の池田家の墓所にお参りしました。墓所について「岡山藩第四代藩主綱政から十二代章政までの歴代の藩主の墓があります」旨の説明がありました。

曹源寺本堂前で説明を受ける その後「(26) 曹源寺本堂」前で曹源寺の概要について「池田綱政が、高祖父信輝と父光政の菩提を弔い、自らの冥福をも祈るために建立しています」旨の説明を受けました。

大光院の法華題目石前で説明を受ける 次いで「(29) 大光院の法華題目石」を訪れました。法華題目石について「平成25年4月が大覚大僧正の没後650年になるのに合わせて、竹柵であったのを題目石を囲む屋形を、平成25年1月に檀家の方が新しく建てられました」旨の説明受けました。

曹源寺の山門前で参加者全員で記念撮影をし、総門から松並木を通り帰路につきました。

松並木を通り帰路へ

途中、富山小学校前の横断陸橋から曹源寺の背後の三重塔を見ながら、全員無事に公民館に帰りました。

参加者から「行先々での丁寧な説明があり良く分りました。次回も参加したいと思います」などの声が聞かれ、それぞれがアンケート用紙に感想を書いて解散となりました。

富山の自然を楽しむ会の皆さんお世話になりました。次回を楽しみにしています。

なお、次回は9月28日(日)で、主要探訪先は富山学区倉安川散策マップ (30) 〜 (46) の予定です。

(文・写真:長畑)

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