西川緑道公園 夏のイベント

投稿日:2022年8月17日

令和4年8月16日(日)
西川緑道公園

お天気はくもりです。西川緑道公園では遊歩道がライトアップされています。今年は趣向が変わっているようです。撮影には超広角系のスナップ風景を,暗闇になる直前がいいようです。地味に楽しく散歩ができるいい雰囲気に感じました。

16日は,下石井公園で「灯籠流し」が行われています。まだ明るい午後6時過ぎごろから灯籠の組み立て(有料¥1000)をします。その後,宗派ごとに集めて僧侶たちが会場に設営されている祭壇で読経します。読経が終わると灯籠が西川用水に移動して水面に浮かびますから,流れに沿って下流へ。橋の上でも読経が行われます。日が暮れると暗闇の水面に浮かぶ灯籠は,ローソクの炎が揺れ美しく流れます。写真は最初の読経が終わり,流れ始まった様子です。

この日に限り,西川の水位が下がるようです。流れも緩やかになるように見えます。そのため水草が水面に浮くから障害物になって灯籠が進まなくなります。そこで竹竿を使って灯籠を誘導することになります。この西川は用水路なので,水位が下がると周辺の農地の水面も低くなって,田んぼの水が減る影響が生じます。ということで,水利関係者が調整会を行うとか,周辺農家に知らせるとか,支流へ流す水門を閉じるとか,いろいろな事前作業が生じることになります。また,灯籠流しを希望する市民は遠路から市外から大勢来ます。僧侶は宗派がそれぞれ来場するから受付も大混雑です。流された灯籠は下流で回収,パッカー車に収容されているようです。コロナ禍でおやすみしていたこともあり,今回の催行はかつてないほどの人出となっている模様です。単純に灯籠流しイベントを催行するために,どれだけの人が利権者に説明を行い予算を立て,裏で走り回っているのか考えるととても楽しくなります。

Web管理人は催事が始まる時から密集する公園内は避け,間も無く撤収しました。その後,報道カメラマン達が会場入りする様子が見えました。

カテゴリー:おもしろ町内会めぐり

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