岡山市電子町内会意見交換会 岡山市勤労者福祉センター

投稿日:2022年1月8日

令和4年1月8日(土)
岡山市勤労者福祉センター

お天気は晴れ,気温が-2〜11度の模様です。岡山市電子町内会意見交換会が行われます。会場が岡山市勤労者福祉センター4階会議室,時間が午後2時から1時間30分程度となります。

岡山市のすべての町内会が参加できるインターネットを利用した電子町内会が開始されたのは平成14年(2002年)3月。現在まで20年間続いています。参加する町内会はさらに進めて行きたい意欲に満ちている模様です。参加者は教室の生徒が並ぶように着席,向合わせて岡山市の関係者が着席する形式になりました。以前は数名がグループ別に机を囲み,研究討論を行なって結果発表をする形式でした。参加者は約60名となります。

開会挨拶は那須和夫(岡山市連合町内会ICT推進専門委員会委員長)が「昨年4月から委員長をさせていただいており,インターネットを利用した町内会活動の活性化を期待している。」と手短に進み。挨拶は続いて近藤康彦(岡山市市民協働局局長)が「デジタル化の遅れのなか,電子町内会は先進的に取り組んでいる。活動の支援を進めていきたい。地域の花になるように期待する。」と話しました。

今回の議題は,「利活用コンテスト2021の表彰式・電子町内会の新機能(会員専用ページ)について・電子町内会パネル展の各公民館などで開催」です。

「利活用コンテスト2021の結果発表」と「表彰式」が行われ,表彰状が1〜3位に手交されました。それぞれ記念品も授与されました。なお,内山下地区連合町内会は”全町内対象形式”で5位でした。これは記事数を競う部門となります。

閉会の挨拶は伏見公誠(岡山市連合町内会ICT推進専門委員会)です。

電子町内会を運営する組織づくりを行う町内は少なく,月例会を開き運営を行う組織はわずかの模様です。多くの町内では一人が管理人として担当されているようです。そのため思いや悩みは毎年変化なくループ思考を繰り返しているようです。さらに年齢の低い人ほどスマホ使用が主でパソコンは使わない傾向が強くなrっていますから,電子町内会を閲覧する動機作りも工夫を凝らしている様子が見られます。

今回,岡山市は新しい電子町内会システムを今年の4月からスタートしたいという意向が示されています。管理権限を多様化している模様で,サーバーにアクセスするときの権限のランク付をすることになります。管理権限によりアクセス画面の制限がかかるようです。

この理解ができる人はある程度システム構築や管理を行うことが可能であることが要求されます。意見を述べる参加者は,そのようなシステムはいらない,という意見が多く見られたことが示されています。つまり,組織集団の中でのサーバー管理がどのようにすれば安全に構築できるのかを理解できていない人が,現在の電子町内会の運営を行なっていて声高に主張をしてるようです。この辺りが現状から前進する場合,大きな障害になると考えられます。

町内会活動の電子化を20年前の考え方で進めているとこのようになってしまいます。岡山市は電子町内会の独自システム開発を行うことはないですから,WordPress機能と一般のスクリプトプログラムやSNSアプリケーションを利用しています。少しづつできるところから改善を重ねて,扱いやすい電子町内会を目指していると信じて今後の動向に注視しましょう。

カテゴリー:町内会の活動

SNS
検索
ページトップ