▼ 【続報8】旧内山下小学校の旧校舎などの存廃を含む検討事業に有識者会議を立ち上げたと発表 岡山市・都心創生事業 欠けた視点を補うために 〜地域の歴史と暮らしを見据えた議論を〜
投稿日:2026年7月1日
令和8年7月01日(水)
▼ 【続報8】旧内山下小学校の旧校舎などの存廃を含む検討事業に有識者会議を立ち上げたと発表 岡山市・都心創生事業
岡山城西の丸(旧内山下小学校跡地)の利活用に向けた有識者会議に欠けた視点を補うために 〜地域の歴史と暮らしを見据えた議論を〜
有識者会議
岡山市は今回を含めて3、4回程度の会合を予定している模様です。同会議での意見を踏まえて西の丸の活用案を策定するということです。
内山下地区連合町内会の松浦満理事は,内山下小学校が洪水発生時の避難場所になっていることから「建物を残してもらいたいという意見が多い」と保存を訴えました。
報道発表 岡山城西の丸活用に向け岡山市が有識者会議発足 その1
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- 「部分試掘」を行っていますから,次は「全面調査」への切り替え要求へ
「岡山市は過去の試掘で地下遺構の存在を把握しているはずです。なぜ部分的なデータだけで片付けようとするのか。西の丸全体の全貌を明らかにする『本格的な全面発掘調査』の計画を有識者会議の前提に組み込まないのか」と申し入れができます。 - 「重量物(車両・新築建物)」による遺構破壊の抑止
過去の土層データに基づき、「人工の盛土である西の丸に、商業施設を新築したり、重い車両を頻繁に出入りさせたりすれば、地中の江戸時代の遺構が圧壊するだけでなく、周囲の石垣に外圧(はらみ)がかかり崩落する危険がある」と、防災と文化財保護の両面から行政の計画の危険性を論理的に指摘できるのではないでしょうか。
- 「部分試掘」を行っていますから,次は「全面調査」への切り替え要求へ
有識者会議 視点に欠けたところ
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- 「城郭(人工の構造物)」という認識の欠如
西の丸は単なる普通の「土地(地面)」ではなく、江戸時代に巨大な石垣を築き、土を盛って作られた城郭そのもの(人工の基盤)です。有識者会議はその前提を無視し、まるで更地の上に何を建てるかという「現代の都市開発」の視点だけで話を進めていると見えます。 - 地下埋蔵物(遺構)の調査プロセスの軽視
建物を解体して真砂土を入れ、芝生広場にしたり、重い車を停める駐車場にしたりする案は、数世紀にわたり地中に眠る貴重な遺構をさらに埋没させ、破壊しかねない行為です。まずは「地下に何が眠っているのか」を発掘・再確認するステップこそが、歴史的資産を扱う上での本来の筋道であると思います。 - 資産としてのリスペクトの欠如
「通りすがりの人の散歩コース」や「商業・宿泊施設の誘致」といったアイデアは、一見賑わいを生むように見えますが、岡山市が誇るべき一級の歴史的資産(西の丸)に対する敬意や、長期的な保全の姿勢が感じられない「空論」であると指摘します。
- 「城郭(人工の構造物)」という認識の欠如
なぜなら、地上の活用法(重い建物を建てる、車両を入れるなど)によっては、江戸時代の石垣に歪み(はらみ)が生じて崩落する危険や、地中の遺構を二度と調査できなくなるリスクがあるからです。
「城郭跡の小学校」閉校にともなう歴史活用の成功事例
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- 経緯:2001年に閉校。一時は一般的な跡地活用の検討が進められました。
- プロセス:安易な地上開発を止め、2018年〜2022年にかけて徹底的な埋蔵文化財調査を断行。
- 成果:地下から11世紀後半〜12世紀前半の、中世国際貿易都市・博多を裏付ける驚異的な「石積遺構(港湾施設跡)」が極めて良好な状態で発見されました。この地下調査の成果により、2024年2月に国指定史跡へ昇格。地面の上のイベント広場ではなく、「歴史の本物を残す空間」へと舵を切った成功例です。 [1]

校舎の左から 昭和8年(1933年)に第1期 昭和9年に第2期 昭和12年に第3期 現在に至る 第二次大戦の空襲を浴びた鉄筋コンリート校舎が残存する この校舎を岡山市の対応は朽ちるまで待つという 校舎の再生と保存と共有解放へ何も行っていない 2025年岡山市議会で同学校の補修について質問がなされており 2013年の耐震診断調査は8300万円 2020年の見積額は14億円 耐震・改修・活用・等について整理と検討中 岡山市は回答している模様 地元町内会と対話・意見交換の共有は質問も回答も無い 追記2026/01/15▼【続報7】旧内山下小学校の旧校舎などの存廃を含む検討事業に取り組むと発表 岡山市・市事業政策課
報道発表 岡山城西の丸活用に向け岡山市が有識者会議発足 その2
町内のみなさま,お元気でお暮らしでしょうか。現在も,内山下小学校は校舎や体育館の使用禁止を実施しています。
報道発表がありました。 山陽新聞朝刊2026年7月1日版に記事掲載されています。図書館でアーカイブ閲覧してください。
紙上は「岡山城西の丸活用に向け岡山市が有識者会議発足」というタイトルになります。
本案件について,以下では,有識者会議に欠けた視点を補うために 〜地域の歴史と暮らしを見据えた議論を〜,という投稿をいたしました。
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(7月5日日曜日の午前に,岡山市は内山下小学校について説明会を行います。回覧板でお知らせを見た町内のみなさんはこの説明会にぜひご参加いただきたく思います。)
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2026年1月15日に行われた報道によると,旧内山下小学校の旧校舎などの存廃を含む検討事業に取り組むと岡山市・市事業政策課は発表された模様です。これにより,岡山城西之丸の史跡を再び市民が安心安全に利用可能な整備が行われることを切望いたします。
有識者の一覧表
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阿部 あ べ |
宏史 ひろふみ |
環太平洋大学副学長 |
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石井 い し い |
清裕 きよひろ |
おかやま観光コンベンション協会会長、岡山県観光連盟会長 |
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片山 かたやま |
進平 しんぺい |
岡山市表町商店街連盟理事長 |
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小松原 こまつばら |
竜司 りゅうじ |
山陽新聞社論説委員会主幹 |
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塩見 し お み |
槇子 ま き こ |
岡山市連合婦人会会長 |
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杉山 すぎやま |
慎策 しんさく |
就実大学名誉教授、岡山県立大学大学院非常勤講師 |
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谷一 たにいち |
尚 たかし |
林原美術館館長、山陽学園大学特任教授・名誉教授 |
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中塚 なかつか |
朋子 と も こ |
就実大学教授 |
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長澤 ながさわ |
健一 けんいち |
日本政策投資銀行岡山事務所長 |
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乗岡 のりおか |
実 みのる |
就実大学・岡山理科大学非常勤講師、丸亀市教育委員会文化財調査員 |
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樋口 ひ ぐ ち |
輝久 てるひさ |
岡山大学学術研究院准教授 |
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松浦 まつうら |
満 みつる |
岡山市連合町内会理事 |
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安原 やすはら |
宗一郎 そういちろう |
岡山商工会議所副会頭 |

今回の有識者会議 有識者の発言であるにもかかわらず発言や視点が極めて狭い次元が低い,地面の上の再構築についてだけという片手落ち議論を始めたことが明白になっています
そうした,有識者たちの発言ぶりは,地面の上だけを,どうしようこうしようという議論です。これは過去にも市民を交えて行われ,今更ながら岡山市は岡山城の城郭の保存に向けた真摯な方向性を明示しない態度を変えない強硬な姿勢を続けているのは明らかです。この有識者会議が,今回を含めて3、4回程度の会合を予定している模様です。同会議での意見を踏まえて西の丸の活用案を策定するということですから,これを最終の意見交換会としてみなさんは岡山市の方向性を推進しましょうと圧を感じ,言わんばかりのように見えます。
岡山城西の丸(旧内山下小学校跡地)の利活用に向けた有識者会議に欠けた視点を補うために 〜地域の歴史と暮らしを見据えた議論を〜
地域の皆様、こんにちは。内山下地区連合町内会です。
令和8年6月30日、岡山市による「岡山城西の丸活用検討有識者会議」の初会合が開催され、国重要文化財の西手櫓や、私たちの思い出が詰まった旧内山下小学校舎を含む「西の丸」エリア(約1.4ヘクタール)の今後の在り方について議論が始まりました。
新聞等の報道では、民間活力を生かしたホテル整備案や、災害時の避難場所としての校舎保存を求める声などが取り上げられています。しかし、この西の丸の未来を考える上で、私たち地域住民として決して忘れてはならない、そして報道だけでは見えてこない「極めて重要な視点」がいくつかあります。
1. 江戸初期から続く「人工の土地」としての歴史と地盤構造
今回の対象地である西の丸は、単なる平地ではありません。江戸時代初期に築かれた城郭であり、見事な石垣に囲まれて人工的に築き上げられた、歴史の重みそのものと言える土地です。もし新たな整備を行うのであれば、この貴重な石垣や土台となる地盤の構造にどのような影響が出るのか、慎重に見極める必要があります。
2. 地下埋蔵物の発掘調査というプロセス
この地面の下には、岡山城や城下町の歴史を紐解く貴重な地下埋蔵物が眠っています。性急に開発を進めるのではなく、事前に徹底した発掘調査を行い、歴史的価値を正しく評価・保存するプロセスが絶対に欠かせません。
石垣周辺は堀がありましたが,大正年間の中盤に埋め立て,市民が所有する地面へ変化しています。そのため,石垣の基礎部分の発掘調査は事実上不可能になりました。石垣の崩壊が生じた場合,西之丸は国の史跡指定ということで,修復などの手続き,もしもの場合,城下町の全住民の移転や換地確保等が複雑を極めるのは明らかです。これについては岡山市は全く回答がありません。
3. 周辺に暮らす住民への細やかな心遣い
西の丸は観光資源であると同時に、私たち住民が日々暮らし、息づいている生活の場に隣接しています。どのような活用がなされるにせよ、周辺環境への影響、騒音や交通への配慮など、そこで暮らす人たちへの丁寧な心遣いと対話が議論の前提になければなりません。
今回の有識者会議には、地域を代表して市連合町内会からもメンバーが参加しており、「災害時の避難場所としての機能維持」や「建物を残してほしいという地域住民の強い思い」をしっかりと代弁し、保存を訴えています。
市は今後、3〜4回程度の会合を経て活用案を策定する方針です。
私たち内山下地区としても、単なる観光地化や開発の議論にとどまらず、この土地の歴史的背景と、ここに暮らす住民の安心・安全、そして生活環境への配慮が守られるよう、今後の議論を注視し続けてまいりたいと思います。
地域の皆様も、ぜひこの件についてご意見や想いをお寄せください。
4. 【重要】議論の場における「当事者(地元町内会)」の不在
さらに私たちが大きな懸念を抱かざるを得ないのは、今回発表された有識者会議のメンバー構成です。
大学教授や市全体の各種団体代表などは名を連ねていますが、この西の丸に最も隣接し、直接影響を受けるはずの「地元・周辺町内会の代表」が一人も含まれていません。欠けた視点,城下町で暮らす人たち,建物や土地を所有する人たち,管理を依頼されて毎日の維持を仕事にされている人たちなどの意見は置き去りです。
これでは、地元のリアルな生活環境や切実な声が置き去りにされたまま、行政主導の計画が一方的に押し付けられてしまうのではないかという不安を拭えません。
利活用を真に成功させるためには、机上の空論ではなく、この地に暮らす住民の目線を取り入れることが不可欠です。
このような表現は,「感情的な批判」ではなく「正当な権利の主張」を忘れている岡山市へ届きますように。
単に行政を非難する形ではなく,ホームページの公的な性格上,「直接影響を受ける当事者が入っていない,議論の客観性や実効性に欠けるのではないか」。正論としての問題提起なのです。
5.「地盤・埋蔵物」の連動
「江戸時代の石垣や地下埋蔵物、そして現在の住民の暮らしを一番よく知っているのは地元ので暮らす人たち」「地元の歴史や地勢等を研究する人たち」、だからこそ地元代表を入れるべきではという意思を有識者会議が明示することが必要不可欠です。
6. 未来への注視を続けたい
内山下地区連合町内会の住民全体でこの問題を見守り、周辺の市民のみなさんも考えていこうという前向きな姿勢に期待いたします。
7. 有識者会議でも,地面の上をどうするこうするという議論だけ
西の丸は石垣に囲まれた城郭を基礎にした人工の土地ということを放っておいて,その土地は幾世紀を超えて現在も築城当時のままの状態で,現代人は基礎を再確認できない状態にしたのを改めることなく,地面の上のことばかり空論を続けています。
地下埋蔵物の発掘調査というプロセスは止めて,現在の建物を解体するとか,更地へ真砂土を投入し芝生広場の景観を自慢したいとか,重量物の車両を駐車する事業者へ賃貸するとか,極め付けは通りすがりの人たちが自由に散歩や運動などが可能な施設にするとか,宿泊や店舗の誘致など,西の丸の城郭を岡山市の大切な資産にする姿勢はどこに行ってしまったのでしょうか。
この場所の地面をどうするのか,江戸時代に人の手で構築された城郭と認識しない有識者の空論は続いています。
ご案内は以上です。
(この投稿ページは,Google検索等,検索サイトでヒットしないことが多いようです。サーバー提供の岡山市がNoRobot値設定でBANがなされないことを望みます)2026/07/01

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§ 過去の資料 ▼ 【続報7】旧内山下小学校の旧校舎などの存廃を含む検討事業に取り組むと発表 岡山市・市事業政策課
§ 過去の資料 ▼ 【続報6】旧内山下小学校の保存と再生 内山下地区連合町内会
§ 過去の資料 ▼ 【続報5】岡山市民会館の建物を解体完了 (旧NHK岡山放送会館跡地、旧内山下小学校跡地グラウンド部分という3か所の市有地の整備について)
§ 過去の資料 【続報】芝公園等方針案件で意見交換会 岡山市民会館跡地、旧NHK岡山放送会館跡地、旧内山下小学校跡地グラウンド部分という3か所の市有地の整備について 岡山市より意見交換会のまとめ書類が公開される
岡山市がその意見交換会について書類を公開しています(岡山城西の丸周辺広場整備について(令和6年5月))。
岡山市がその意見交換会について書類を公開しています(岡山城西の丸周辺広場整備の進め方(令和7年1月))。
「岡山城西の丸周辺広場整備に関する意見交換会」の開催 その様子の記録(当ホームページ)
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