内山下小学校意見交換会 安全に使用できる西之丸城廓と校舎棟と体育館棟へ
投稿日:2025年8月23日
令和7年8月23日(土)
内山下小学校意見交換会


23日(土)午前,旧内山下小学校意見交換会が行われました。20年を超える長い年月を経ても,岡山市はしっかりとした回答が見えないことは明白となっています。現在,校門は閉じて,使用禁止。校内を利用する組織は,今年度中を最後にする。次年度は使用を断るというのが現状のようです。内山下地区連合町内会に属する町内会の人たちの避難場所ですが,岡山市は避難場所を明示する看板を外すことを申し出ているという案件も浮上している模様です。
西之丸城廓がロックダウン,ということにする岡山市は,問いかけにスルーしたまま時は過ぎていきます。城廓を設けた時代から500年が経過して,土地改良や遺跡調査も行わないまま,歴史遺産へ属する指定を出し,いまだに岡山市が使い続けていることに何も疑問を持っていない,それが当たり前という人たちが多いという現実があります。
しかし,校庭は9月から始まる芸術祭では,アーチストリーダーの作品を展示して市民が立ち入ることになるようです。作品展示の基礎部分はすでに施工処理がなされておりシートが張られているため目立たないようにしています。
なお,校舎棟と体育館棟を耐震補強,市民が使用可能へ,この方向性はブレることがないということで,内山下地区連合町内会は意見が一致しています。そして,石垣を間近に土地建物がある場所の住居やビルも密集していることから,雨量による土中の緩みの予想,地震による長周期振動が石垣の内部にかかる重力(G)の影響を近代の技術を駆使して仮想分析するということも視野に入れることになるでしょう。
将来的に「安全に使用できる西之丸城廓と校舎棟と体育館棟を再構築」することに期待しています。
<同会に参加を呼びかけるチラシより そのメッセージ>
この4月突然に旧内山下小学校校舎の利用が出来なくなりました。体育館については今年度中に使用不可と市役所より通達がありました。理由は施設の老朽化ということです。
廃校から約20年も経っています。
この間、校舎の再活用について可能性を検証するためにイベントを通して様々な社会実験があり賑わい創出がうまれ地域文化の拠点として認知され始めた矢先でした。
わたしが疑問に思うのは、今後活用するかどうか方針が出ていないなかで、利用停止が出た事です。地域にとっては校舎に郷土資料室、防災備蓄室があり、体育館は避難場所にもなっています。さらに、体育館では毎月 1000人近い方々がスポーツで汗を流し、交流を楽しんでいます。
今後の旧内山下小学校の活用について、地域の皆さま方からのご意見をお聞かせ下さい。
日時 令和7年8月23日(土)10時30分~11時30分
場所 ルネスホール金庫棟会議室(〒700-0824 岡山県岡山市北区内山下1丁目6-20)
企画、お問い合わせ
森山幸治 岡山市議会議員 内山下地区体育協会会長
saudadenayoru@gmail.com
カテゴリー:町内会の活動