だんじり復活 下之町

投稿日:2021年12月28日

令和3年12月28日(火)
下之町

お天気は晴れ,気温が1〜11度の模様です。秋の祭りは,だんじり巡行が行われます。揃いのハッピを羽織り,町内の有志,子供達や父兄も集う行事となります。その「だんじり」を大切に保持して巡行を行う町内は数少なくなっています。下之町町内会は,報道によると約20年前まではだんじり祭りが行われていた模様です。保管場所が町内会事務所裏の倉庫なので複雑な環境問題やだんじり本体の老朽化などが障害となり,さらにだんじり巡行が困難な状態も続いたことから,秋の祭りは粛々と行われていた模様ですが,だんじり巡行は約20年間行われていませんでした。

やがて時代は変わり,町内会長の小寺良昌さん(68)は「地元の祭りの灯を絶やしてはいけない」と考えるように。そこで,下之町商店会副理事長の古市聖一郎さん(42)ら有志により,「だんじり」を譲り受けることが可能な町内会を探しました。そして今年2月,下之町町内会に「だんじり」が届いた模様です。それから,大切に保管していた太鼓,新しい竹笹の枝,提灯を飾り付け,秋の祭りで披露できるように整えました。

しかし,10月に表町商店街で行われる「だんじり祭り」が新型コロナウイルス感染拡大防止の影響で中止。お披露目は,令和4年になりました。現在,展示を行っていて,栄町の雷電館1階ロビーに置かれています。同時展示は,NHKテレビの全国放送の連続朝ドラマで使われた「朝丘町」の法被です。このだんじりも,NHKテレビの依頼で同連続朝ドラマの撮影に貸し出したということで,岡山を舞台にした11月5日の第5話で祭りの場面に登場したと報道されています。

カテゴリー:おもしろ町内会めぐり

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