岡山市電子町内会意見交換会 ほっとプラザ大供

投稿日:2018年12月1日

平成30年12月1日(土)
岡山市電子町内会意見交換会 ほっとプラザ大供

お天気は晴れ,気温が6〜18度の模様です。昨年より暖かく6〜7度程度気温が高いようです。ほっとプラザ大供2階会議室では「岡山市電子町内会 ウェブサイト管理者・実務管理者 意見交換会」が行われます。岡山市のすべての町内会が参加できるインターネットを利用した電子町内会が開始されたのは平成14年(2002年)3月。現在まで16年間続いています。参加する町内会はさらに進めて行きたい意欲に満ちている模様です。同会は午後1時半から始まります。

会場には60名近くの参加者が集いました。参加率は70%程度のようです。開会を待つ静かな雰囲気に包まれた会場では,参加者は7班に分かれて着席。開会挨拶は大和田黎子(岡山市連合町内会ITC推進専門委員会)が「システムリニューアル2年目です,新システムを使っている,旧システムのままです,どちらの場合もどしどしご意見をお話あってください」と話しました。

今回の議題は,「リニューアル後の電子町内会の問題点」です。議論は「電子町内会リニューアル2年経過して」です。

1)電子町内会システムを利用して
・旧システムを使い続けている。
・新システムは使いにくい。
・サーバー容量が少ないから増量してほしい。
・新システムのページスタイルが選択技が少ないので使いたくない。
・新システムはページ更新作業が容易にできるから使いやすい。
・若い人は新システムが使えるが高齢者は難しい。
・若い人はFTP転送とパソコンでホームページ作成が難しいが高齢者は作業可能。
・町内会が崩壊へ向かう中心市街地では新システムのホームページが好まれる。
・中心市街地の集合住宅に引越した人たちが町内会の存在を電子町内会ホームページで認知して町内活動に興味が湧く。
・町内会が活発に活動している地域は仮想空間のホームページ表現が新システムでは思い通りにできないため不満が多い。
・町内会が発表する資料は紙媒体が主体で特に月例会が可能,人を集めて手作業で編集を行うことが可能な場合,パソコンの作業が旧式な紙面イメージをそのまま移行するスタイルを望むから,新システムの固定化した進行スタイルには反感が生じている。
・町内会が集めた文書や写真や書類をインターネット上のサーバーへ転送する旧式ホームページに掲載するとその旧式ホームページ表現の全データを手元のパソコンに保管して,さらにオフラインでも表示閲覧できることを望む人が多い場合,新システムは異次元のように映る。
・新システムの基礎知識が認識できていない人は旧式なスタイルを好む高齢者や手書き紙面を好む人が多いため,思い込みや願望の押し付けが横行する。
・新システムが使いやすいという管理人は20代の若い人が多い。

2)ホームページをどのようにして運営していますか
・町内で月例会を開き編集会議を行う。
・町内の各事業の情報を集めることに腐心している。
・後継者がない,運営管理担当者が高齢化。
・諸問題を解決できないまま閉鎖へ。
・町内の人から依頼されて管理者が一人だけ。
・町内会長から依頼され一人で作業を継続,情報集めや記文と撮影から編集とデータ整理まで全てを任されている。

毎回繰り返される話として,町内会活動がインターネットのホームページに掲載する場合,個人情報公開に異論があるなど議論されるためまとまりにくいことが多いようです。加入町内では,管理者が一人という事例も多く後継者問題を抱えています。積極的に町内の人たちが関わりホームページの維持がされている町内は岡山市の全ての町内会の中で見ると極めて少ない模様です。そうした希少な町内会の人たちが思い込みや願望の押し付けを行う姿が見えるようです。

町内会が集めた記事や写真や書類が町内会に関わる人のパソコンに保存されるのです。それがインターネットを通して閲覧できるのが楽しいということでモチベーション維持となります。さらに町内会に関わる人のパソコンでインターネットに繋がらなくても閲覧ができることも望む人が町内会に存在します。旧式なホームページの場合はそのようなスタイルや進め方が可能ですが,新システムの場合は記事や写真や書類とか表示スタイルはクラウドサーバーへ移行してしまいますから旧式な進行イメージでは適応できません。

新システムはサーバーシステム内のプログラムがPHPを使用しています。バージョン5が今年でサポート終了へ移行します。来年からバージョン7となるのですが,電子町内会のサーバーはバージョンアップ対応はできている,DBも新バージョンへ移行しているというコメントをいただいております。セキュリティとライセンスサポートは問題ないことを確認しています。したがいまして現状維持で変革やオプション追加は一切行わないで電子町内会サーバー運用を進めてくださいねとしっかりお話をお伝えしました。

当ホームページのサーバー容量ですが,使用開始から2年となる2018年12月1日現在で新システム全量の五パーセントを使用している程度です。記事文を主に写真画像書類は少なくすればいいのです,この様子で今後15〜20年は進めるのかなと考えています。

カテゴリー:町内会の活動

SNS
検索
ページトップ