岡山城二の丸跡現地説明会
投稿日:2017年3月18日
平成29年3月18日(土)
岡山県庁
お天気は曇り,気温が2〜15度程度です。岡山県庁は警察本部庁舎の建て替え工事が進んでいます。現在,発掘調査が行われていますからその説明会が現地で実施されました。午後1時30分に始まった説明会には100名を超える人たちが熱心に耳を傾けていました。展示品は「櫛,笄(こうがい),すり鉢,茶碗,土瓶,焼塩壺,貝殻,硯,水差,箱庭飾り,指人形」など。この場所は文久三年に家老屋敷(土倉・一万石)の跡地でした,さらに廃棄穴も多数見つかっているので往時の武士がどの様な暮らしぶりをしていたのかうかがえる貴重な資料です。調査はさらに進む模様で,トレンチ掘削の場所では桃山時代の地層が判明していますから,今後の発掘調査は江戸時代後期から桃山時代へ進みます。現地説明会は今回限り,この後は資料配布となる模様です。新庁舎は地下1階,地上13階,高さ約60メートル,延べ約1万9840平米。着工が2017年10月,2020年6月に完成予定です。
カテゴリー:おもしろ町内会めぐり