オープンハウス高尚祭2023
投稿日:2023年10月29日
岡山市北区吉備津藤井高尚(1764~1840)の旧邸が初めて一般公開されました。午前10時に行くと既に多くの人が訪れていました。旧邸は1728年ごろの建築で約2100平方メートルの敷地に主屋と離れが残っています。高尚は吉備津神社の宮司を努め、30歳で宣長の弟子入り、平安朝文学の研究を発展させた学者として名を残し、擬古文の創作に秀でた文章家や歌人でもあったとされています。
公開は国文学の研究者や地域住民らでつくる「藤井高尚旧邸を後世に伝える会」が計画されました。
旧邸の調査に携わる建築士や歴史学者が建物の構造、高尚の業績などについて解説、鯉山小学校児童によるお茶席や三味線の演奏、宮内踊り保存会により宮内踊りが行なわれました。
※旧邸は高尚の歩みや地域の様子を伝える重要な建物です。
鯉山学区連合町内会 会長 練尾賢治
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