新川崎病院の説明会
平成27年11月25日 水曜日
川崎病院会議室
川崎病院が新築移転に伴って現在建設作業が進んでいます。完成予定は平成28年8月,開院予定が平成28年12月1日を目指しています。名称が「川崎医科大学医療センター」となる模様です。今年の11月に入って新館建物の南外壁には同名称のサイン看板が設置されました。
新川崎病院は土地の広さが12000平米,延べ床面積が78900平米(現病院の3倍以上の広さ),地下2階(15メートル掘削/土砂73000立米/ダンプ車10300台分)・地上15階・高さ80メートルの免震構造の耐震ビルです。11月現在,屋上階の建設工事が行われています。
学校法人川崎病院・川崎医科大学付属川崎病院・設置準備室の内藤さんが進行役で,午後3時と午後7時の2回(各1時間程度),川崎病院2階の会議室で開かれました。参加者は,周辺の町内会(内山下地区連合町内会・深柢地区連合町内会)に居住する人たちと表町商店街連盟の人たちです。
内藤さんはスライド画像を順次展示されて説明を行いました。
(1)新川崎病院のコンセプト
- 安全安心な医療を提供し地域と共生する病院
- 地域に密着した信頼される病院
- 将来の良き医療人の育成
- 安全安心なまちづくりへの地域貢献
(2)新病院の内容を説明
(3)土地が更地のとき
(4)埋蔵文化財(平成25年)の調査の様子
(5)起工式(平成25年9月)
(6)建設計画や平面図と各階の設備などを図と現在の写真で解説
(7)周辺道路歩道整備と公園スペースをパース図面で説明
(8)質問応答
参加者は約200名ということで熱心に聴講されている模様でした。質問は,屋上ヘリポート,救急車の騒音,歩行者の安全,公園のトイレ設置,地下二階の放射線治療室が水害対応に不安あり,正面入口が西側に一つだけは疑問が問われました。川崎病院の説明会ですから貸借土地の範囲でしっかり答えることは可能です。しかしながら交通系道路系の説明は警察署や公安委員会と行政が関わるので質問の回答が難しい場面もありました。今後,説明会は第2回も予定されているので,開院前に開かれるということです。
過去参照記事
旧深柢小学校跡地利用 定期借地契約 坂手行義(川崎医科大学附属川崎病院院長) 平成24年2月4日死去 享年73歳
新川崎病院 2015/11/30
川崎病院 2015/11/30