旭川さくらみちのソメイヨシノが倒れる
平成25年6月20日 金曜日
旭川の相生橋近く
20日の朝,旭川の相生橋に近い堤防上に植えられているソメイヨシノが倒れました。高さは約10メートル,樹齢は50年以上,老木の模様でした。昨日から雨量が多く水分をしっかり含んだ土壌により根魂が傾き自重に耐えられなかったため倒れたと推測されます。撤去作業は同日行われるようです。この場所は春の季節に開かれている岡山さくらカーニバルの会場となる河川敷を見下ろす堤防の「旭川さくらみち」です。堤防上に植えられたソメイヨシノはその数150本,植樹が最初に行われたのは1957年でした。地元の人たちが苗を植えたと伝えられています。2007年10月に岡山商工会議所を中心に設立した「旭川さくらみちのさくらを守る会」が活動を始めました。植樹から50年を経た桜の老化に対処する組織活動も行っています。2008年3月31日は同会が桜の治療を始める開始式が行われ,保護に向けた動きが広く市民に伝わりました。桜の植樹を岡山県に提言した人はFさん,そのインタビューの様子は就実高校の放送文化部がビデオ収録,映像番組として2008年4月に報道公開しました。