岡山市電子町内会 管理者意見交換会 ピュアリティまきび
投稿日:2023年3月11日
令和5年3月11日(土)
ピュアリティまきび 2階 孔雀
お天気は晴れ,気温が9〜22度の模様です。令和4年度岡山市電子町内会意見交換会が行われます。会場がピュアリティまきび 2階 孔雀,時間が午後2時から1時間30分程度となります。
岡山市のすべての町内会が参加できるインターネットを利用した電子町内会が開始されたのは平成14年(2002年)3月。現在まで21年間続いています。参加する町内会はさらに進めて行きたい意欲に満ちている模様です。参加者は丸いテーブルに着席,正面に岡山市の関係者が着席する形式になりました。数名がグループ別に机を囲むスタイルです。参加者は約53名となります。
開会挨拶は,近藤康彦(岡山市市民協働局局長)が「デジタル化が盛んに言われているようになり,コロナ禍の影響が働き方の変化として岡山市のDXの遅れのなか,電子町内会は平成13年度から先進的に取り組んでいる。自治体視察が8,学生視察が3,今後とも活動の活性化支援を進めていきたい。」
那須和夫(岡山市連合町内会ICT推進専門委員会委員長)が「一昨年4月から委員長をさせていただいており,インターネットを利用した町内会活動の情報発信や町内活動の活性化を期待している。それぞれの地域づくりに役立つので活用をお願いしたい。」と話しました。
今回の議題は,「利活用コンテスト2022の表彰式・電子町内会の新機能(メール配信の新機能)について・電子町内会パネル展の開催」です。
「利活用コンテスト2022の結果発表」と「表彰式」が行われ,表彰状が1〜3位に手交されました。それぞれ記念品も授与されました。
閉会の挨拶は伏見公誠(岡山市連合町内会ICT推進専門委員会副委員長)です。
今回説明された新機能としてメール配信システム機能追加となります。改善されたところは,自分で会員登録できるようになったこと。新規登録でスマホを使用することができること。しかし,登録すると自動的にIDが振り分けられますから,従来のメール配信を行なっている町内では独自のIDを設定しているので,新IDと旧IDは互換性がない。ここに不満が生じる町内会もあります。
今回の意見交換会で発言された中で,今までにない前向きな使い方を展開される町内が現れていることがありました。それは,近年スタートされた人が,情報伝達の方法をスマホで最適化できている場合にLINEを利用して少人数グループ単位で交流するとうまくできているというケースです。そして町内の人だけにみてもらうホームページにはパスワードを設定すると良い,という実例もあります。この場合,スマホだけを使うことと,情報処理スキルの次元が同じ程度という条件になるようです。
電子町内会のスタートから長い期間続けている人は多人数を統率することに困難を感じてうまくいかないというケースも多いです。この場合,パソコンも旧型から新型まで30年以上使うが古いスマホも新しいスマホも使う,情報処理スキルの高低があるという条件になるようです。
本年度に新規設置された電子町内会が3件,メール一斉配信を使用する町内会が1件,3月1日現在97町内会が設置,連合町内会が50,単位町内会が46,メール一斉配信が1,の模様です。まだ未公開,設置予定と準備中の町内が11,ということです。
岡山市に電子町内会について視察が入るのですが,近年は自治体8団体,学校系3,の模様です。
今回,参加者全員に配布された資料は,岡山市から提出されたアンケート,メール配信の解説,会の進行,でした。内山下地区連合町内会が岡山市へ渡したアンケートが,配布資料の一番最初のページに掲載されていました。
【連絡先】
岡山市電子町内会事務局(運営支援ヘルプデスク)
E メール:nichio.dencho@gmail.com 電話 :086-234-4338 FAX :086-231-1160
岡山市市民協働企画総務課
E メール:kyoudou@city.okayama.lg.jp 電話 :086-803-1063 FAX :086-803-1872
岡山市連合町内会 会長 永見 勝
ICT推進専門委員会委員長 那須 和夫
カテゴリー:町内会の活動