岡山市民会館(1964年完成)と岡山市民文化ホール(1976年完成)が令和6年3月31日で閉館 岡山市(来賓の半数が本人ではない代理人という式典) 追記2024/05/10〜20
投稿日:2024年3月31日
令和6年03月31日(日)
岡山市
お天気は晴れの模様です。岡山市民会館(1964年完成)と岡山市民文化ホール(1976年完成)が令和6年3月31日で閉館となります。閉館にあたり記念式典が岡山市民会館にて午前10時30分より正午前まで行われます。
今後は岡山創造劇場ハレノワへ引き継がれ,文化舞台劇場系の催事は行われて進行します。そして,岡山市民会館内の会議室に代わる施設については、おかやま観光コンベンション協会ホームページ(2024/03/31)をご活用ください。
参加者には当式典の「式次第,記念誌・岡山市民会館 岡山市民文化ホール 記録と記憶」が配布されます。
式典に参列された人たちの内,来賓は6名でした。内訳は,本人の参列3人と代理人3名の参列が見えています。来賓の半数が本人ではない代理人という式典で,空席も多く二階席は空き椅子が多い状態でした。ということで市民に不満を残す証が見えるようです。本案件は,詳細な投稿を省略をいたします。
今後,同土地と建物の所有者を競売で決めるのか,市費で更地にするのかなど,行方がどうなるのか経過観察となります。
追記 2024/04/21 報道によると岡山市は市民会館を遺産という表現を使って五つの検討部分を決めた模様です。今後のまちづくりに役立てようとしている。検討する施設・設備は引き継ぎを行いたいと,それはまちづくりに役立てるという。4月22日に有識者会議を開催する模様で今後方針をまとめていく考えのようです。五つの遺産とは,ホワイエのモザイクガラス(5カ所に設置している多彩な色のガラス壁),ホール棟の八角形デザイン,ホール棟の壁面タイル,会議室棟の中空ブロックデザイン(会議棟の外壁),レリーフ壁画(縦3メートル,横22メートル)日本画家吉岡堅二氏(1906~90年)のデザインで作品名は「牧神」)。協議を重ね2025年度以降に方針を決定するという。【岡山市民文化ホールに今後の処遇ついては何も報道がされていないことにまちづくりの不備が見える。こちらの建物は工事費用を少なく,改装などはコンサルタント料とかデザイナー建築に頼ることなく,大胆に不要なところを安価に除去し再構築することを考え,配当利益を生む新しい運営方法を岡山市文化振興課が進める有識者会議が提案できるかどうか見守りたい。】
追記 2024/04/22 報道によると,有識者会議が行われ,各人が揃って意見を述べたことはモザイクガラスであったという。次にレリーフ壁画,さらに劇場の座席などが発言された模様です。ホール棟を形成する八角形の建物と会議室棟の中空ブロックデザインは今回の話題には遠く及ばずという報道が行われました。
他市において使わなくなる建物をすぐに解体更地にするのではない場合,通常は設計者や設計者から引き継いだ建築デザイン組織が建物の存続に向けて耐震とか大規模改装などを市民に問う会議や討論会が行われます。
佐藤総合計画のホームページから岡山市民会館の紹介が見えない,今回の有識者会議でキーワードがまちづくり,オープンスペース,残すべき建物の一部分,などどれも抽象的であるため焦点が集まらない結果となります。これは陽動から分断へ進み,時間がかかることになれば撃破へ進むことになる方向性を持つ特性があります。
わかりやすい使用目的,例えば1000人が食事できる広さがあるので,さらに舞台装置もあるから,それらを一体化すれば市民や観光客が集う広場ができる,さらに天井は青空が見える透明のソーラーパネルと蓄電装置を設置することで開放感とC02削減になる,外壁は特殊な木質補強材で囲いサーフェスを飾る。そういう具体例を明示して,効率的な運用と,低費用で解体,大改装を行うために隠すことがない発言と情報公開が行われることに期待します。
追記2024/05/10 山陽新聞Web版 https://www.sanyonews.jp/article/1550978?rct=hirudigi 掲載が終了した場合はデッドリンクになります
2024/03/31 閉館記念式典当日の様子
会場の様子
§ 外部リンク 岡山市のホームページの施設案内 2024/03/31 今後の更新でURLリンクは変更する場合があります
§ 外部リンク 佐藤総合計画(岡山市民会館は掲載されていない模様)
カテゴリー:おもしろ町内会めぐり