重要・開催日時12月19日(木)午後7時と21日(土)午前10時 / 岡山県立図書館 2階多目的ホール・芝公園等方針案件で意見交換会 岡山市民会館跡地、旧NHK岡山放送会館跡地、旧内山下小学校跡地グラウンド部分という3か所の市有地の整備について 岡山市 追記2024/12/19・12/22

投稿日:2024年11月25日

令和6年11月25日(月)
岡山市

内山下連合町内会は,上記の案件について岡山市より事前の相談もなく報道発表されたこと,及びその後に説明を同町内会へ行っていないこと,市民に思い入れが深く現在も使われている内山下小学校の校庭と周辺を改築すること,などについて岡山市へ【「岡山城西の丸周辺」岡山市民会館跡地、旧NHK岡山放送会館跡地、旧内山下小学校跡地(グラウンド部分という3か所の市有地の整備について岡山市は地域住民グランド使用している諸団体等の意見を全く聞かないで2024年5月11日に一方的に芝公園等方針を発表。この件について市民の声を聞く様に岡山市政策局と交渉した結果,意見交換会を開く。】ことを決定しました。一方的な報道発表から半年後に岡山市は本会を行うと正式書類が発せられました。

これにより,岡山市からこれまでの検討状況の説明がなされます。そして集まった方々にはしっかりとお話やお問いかけをお願いいたします。

意見交換会の開催は以下の通りとなります。150名程度が入室できるので,着席数を超えた場合は立ち席となる場合がございます。

多くの方々がご参加くださいますようお願いいたします。

「岡山城西の丸周辺広場整備に関する意見交換会」の開催

第1回開催

日時 令和6年12月19日(木)

19時00分~20時00分

受付 18時30分~

場所 岡山県立図書館 2階多目的ホール(岡山市北区丸の内2-6-30)

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追記2024/12/19  19日に行われた様子

🔳岡山城西の丸周辺広場整備について 岡山市のホームページ(資料PDFあり)

開会にあたり岡山市の担当者から挨拶がなされています。以下挨拶となります。

こんばんは。本日はお忙しい中,岡山城西の丸周辺広場整備に関する意見交換会にご参加いただきまして大変ありがとうございます。岡山市政策局政策部事業政策課のあんどうと申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします。事業政策課長補佐のこんどうと申します。よろしくお願いいたします。同じく事業政策課のみむらと申します。どうぞよろしくお願いいたします。

まず15分ほど岡山城西の周辺整備に関して説明をさせていただきまして,その後皆様からのご意見を頂戴したいと思っております。それでは資料に沿って説明をさせていただきます。ではまず資料の資料1にあります。これまでの主な検討経緯についてご説明させていただきます。

岡山城西の丸周辺広場とは,岡山城の城郭内にある岡山市民会館跡地,旧NHK岡山放送会館跡地,旧内山下小学校グランド部分と言う3つの市有地を指します。これらの3箇所につきましては,平成25年度の将来的に岡山城の歴史資産を生かした公園として整備すると言う構想をもとに,令和3年度には回遊性向上のための中継機能,緑やオープンスペースを確保,岡山城西之丸西手櫓の見える化を満たす整備を行うと言う方向性をお示ししております。

令和4年度には,市民の方を対象としたワークショップや民間事業者のアイディアや市場性の有無などを伺う。いわゆるサウンディングを行いまして,これらのご意見も踏まえて,令和5年3月に整備方針として,歴史文化を生かした憩いと賑わいの拠点となるオープンスペースとし,それに加えて,防災機能を備えたスペースとすることといたしました。整理方針策定の際には内山下地区の皆様に回覧をさせていただいております。今年の5月には,この整備方針の実現に向けたゾーニングや広場に配置する施設の規模,イメージパースなどをお示しいたしました。

今後広場の設計を行っていく前に,地元の内山下地区の皆様と意見交換をさせていただきたく,本日このような場を設けさせていただきました。

本日はまず令和5年3月の整備方針についてワークショップやサウンディングによるご意見を交えてご説明し,その後今年5月に公表しました。ゾーニング等について担当からご説明した後に皆様からご意見を伺いたいと考えております。いただいたご意見も参考にしながら来年度以降の設計整備へとつなげていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

事業政策課佐野による資料説明。引き続き質疑応答へ。以下省略します。

追記2024/12/19  19日に行われた様子

参加者が40名程度,多くの方々から熱心に視聴される様子が見られます。岡山市が配布したスライド資料を説明することが15分,続いて質疑応答へ続きます。主な質問が,岡山市の当事業について進め方に大きな疑問を抱いていることに尽きるようです。そして,町内会長と岡山市の情報共有が全く行われていない事実も問われています。今回の説明会が開かれたということも異例な事態だという認識は,岡山市の担当局には見られる様子がありません。

質疑応答は予定時間を大幅に超えて1時間以上になりました。内山下地区連合町内会は,内山下小学校校庭に芝を植えることに大きな疑問を持っています。反対姿勢を構えています。理由は,現在では貴重な未舗装の広場であることです。消防団の訓練,アマチュアスポーツ部の練習場,緊急時の避難場所,季節イベント開催地,などすでに慣れ親しんでいる場所となっているのです。

これを,いきなり芝生広場へ変える企画を見せても周辺市民は誰も認めることは不可能です。そこで,岡山市は西長瀬の西部公園とか下石井公園などを見せて説明します。しかしながらこの校庭は立地条件が全く異なることを認識していないため,内山下地区の方々が芝を植えることについて強く反対する理解がないようです。

校庭は石垣に囲まれており,それも400年を経過して老朽化,この土地の地盤は固く,地面に降る雨水はどのように土中へ浸透するのか不明,もちろん岡山市は地下の裏栗がどのように積まれているか,孕み方はどうなるのか,上空からRiDERを使うとかボーリング掘削や地下の環境調査など行っていません。もちろん,戦国時代や江戸時代初期に造成された城郭なので,石垣が倒壊した場合の復旧には専門業者が極めて少なくなっている上に,昭和30年後ごろまでは県内にも石工をまとめる親方も居ましたが現代には後継者が亡くなっています。もちろん裏栗石を確保することも困難になっているようです。なので,途方にくれる時間と費用がかかるのです。しかも,西側は石垣の直下に市民が暮らす家並や高層建築物が立ち並び,工事車両や関係者が立ち入ることは不可能な場所です。

このような特性がある地域を無視,広さ2700平米の校庭に芝を植えた場合,散水する水量は膨大になり,土中の水分量率が上がります。この増えた水が石垣に与える圧力の増加率は試算も見えないのです。南海トラフ地震の影響で岡山市が震度6超えの長期振動となった場合,水を含み質量が増し粘土化した石垣内の土砂が,どういう方向に揺れて圧力が加わるのか,全く予測が不明ということになります。

現在のまま,真砂土の地面で放置すればそれなりの理由で被害報告も可能です。しかしながら,芝を植えた後に散水することになると,これは岡山市が被害拡大に加担した結果生じたと認めるしか無い状況へ変化します。散水に使用する水が水道水の場合,水道料金も莫大になります。仮に毎月100トンを散水するとすれば,もう市民には計算不能なのです。もし,人工芝ということになれば紫外線で樹脂が分解することによる保守修繕などはさらに予測が不可能です。

そうした基本調査もないまま,観光化へ一直線なのですから,今回の結論としては,この企画の校庭に芝を植える計画は凍結するというのが現実的に見えるようです。そして,遊び心や悪戯で冬期に枯れた芝に放火することが生じた場合も,また花火打ち上げ遊びなどを無断侵入して行われた対処の手間や夜間に飲酒とかバーベキューや野宿をしても道路から見えないので24時間365日の監視が必要など,環境悪化は否めないです。

もちろん、周辺町内に暮らす人たちにも校庭整備を求める声はあります。そういった背景から岡山市が観光へ向けて整備を行うと言うことに反対ではないと言う人もます。

では、具体的にどのようにすれば良いのかと問われると答えに詰まってしまうと言うのが現実です。なので現在に至っても,何もできない状況が続きます。これからも続きます。

その隙間を短期で解消できる方法として、岡山市の大森市長は「歴史文化を生かした憩いと賑わい・防災機能」をスローガンに,この企画を立ち上げたのではないかと推測しています。任期内に仕上げたい意識が強い,安易な考え方だと感じております。

しかしながら,来年,岡山芸術祭のときこの場所に芸術と称して芝を植えるかもしれないから。その後,植えた芝を放置して反響を様子見するという方法も見え隠れします。内山下地区連合町内会は,しっかり様子を見守りながら岡山市へ問いかけを行うことが重要だと認識するようになっています。

どうしても芝を植えたいのであれば2700平米の全面に植えるのではなく,芸術性を生かして500平米程度だけ植えるとか,900平米程度に縮小することも可能です。そのほか,植木鉢を埋めて花壇に変更することも可能です。

岡山市民会館跡地にも芝を植えるというのは,花でいっぱいにしようという方向性が全くない模様です。観光客は通りすがりで滞留性はない,市民に憩う公園と言っても斜面に日影がない芝だけのところでは落ち着かないです。

例えば,新川崎病院の深柢ガーデンの芝を植えているところで憩う人々はほとんどいないのです。通路を歩く人はいますね。そして車両は入場禁止ですから,電動バイク,自転車,キックボード,などで通行や使用はできません。

ということで,斜面の場合に徒歩だけが可能で安全な通路があり,随伴者のサポートができるバリアフリーで,芝と花と草木が混合された庭園にすると,通りすがりの人や観光客は立ち止まる可能性が高くなるでしょう。なので,ボランティアサポートスタッフが365日常駐する管理された空間であるべきと思います。

しかし,花壇やお花畑の整備を行うと維持管理費用がかかり続けることになりますので,歴代市長はさらに他の連合町内会から平等な予算の配分を要求される立場へ追い込まれることになるでしょう。なので,どれも困難を伴う市政事業の完成への道のりとなります。

大森市長の時代に入り,中心市街地の市道に設置されている花壇には花の苗が消滅しています。街路樹も花が咲く木々は減少しています。管理課が緑化系から市財管理系へ移りましたので,樹木や花の管理は補修工事などと同じ扱いになりました。

ウェブ管理人は質疑応答に参加しています,質問が終わると参加者の皆さんから拍手をいただいております。思いはひとつ,校庭はそのままが良いということが岡山市の担当の方々に伝わった瞬間を共有しました。

なお,この日は報道系の取材は見当たりませんでした。

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第2回開催

日時 令和6年12月21日(土)

10時00分~11時00分

受付

9時30分~

場所 岡山県立図書館 2階多目的ホール(岡山市北区丸の内2-6-30)

主催・お問い合わせ
岡山市政策局 政策部 事業政策課
電話:086-803-1042
e-mail:jigyouseisaku@city.okayama.lg.jp

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追記2024/12/22 21日の会場では,ウェブ管理人が都合で参加しておりません。報道によると参加者が20名程度ということですが二日にわたる意見交換会を開催したことについても,また参加者数の総合計についても確認されていないようで,報道姿勢に疑問を持ちます。なお,22日の山陽新聞朝刊4面にはほぼ全面記事となって「岡山城西の丸周辺広場整備」が掲載されているようです。掲載記事の転載について,不可能と判断いたしましたので,新聞紙記事の閲覧は図書館でアーカイブされた山陽新聞朝刊2024年12月22日4面にてお読みください。

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§ 内部リンク ▼ 岡山市民会館(1964年完成)令和6年3月31日で閉館が解体工事(2024年11月11日)始まる 岡山市 追記2024/11/22(重要・芝公園等方針案件で意見交換会)

§ 内部リンク 内山下小学校の校庭が全面に芝を植えるとこうなる(画像)岡山芸術交流2022

§ 内部リンク 2024/05/11 岡山市民会館 その後 解体で更地から広場へ再整備へを明示した 岡山市

§ 内部リンク 2024/03/31 岡山市民会館(1964年完成)と岡山市民文化ホール(1976年完成)が令和6年3月31日で閉館 岡山市(来賓の半数が本人ではない代理人という式典) 追記2024/05/10〜20

案内文(内山下地区)

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