岡山市電子町内会意見交換会 岡山市役所
投稿日:2017年12月2日
平成29年12月2日(土)
岡山市役所
お天気は晴れ,気温が1〜11度の模様です。岡山市役所7階大会議室では「岡山市電子町内会 ウェブサイト管理者・実務管理者 意見交換会」が行われます。岡山市のすべての町内会が参加できるインターネットを利用した電子町内会が開始されたのは平成14年(2002年)3月。現在まで15年間続いている。参加する町内会はさらに進めて行きたい意欲に満ちている模様です。同会は午後1時半から始まります。 会場には60名近くの参加者が集いました。開会を待つ静かな雰囲気に包まれた会場では,参加者は8班に分かれて着席。開会挨拶は大和田黎子(岡山市連合町内会ITC推進専門委員会)が「今までの苦労や今後の抱負など意見交換をいただきたい」と話しました。
今回の議題は,「リニューアル後の電子町内会の問題点」です。議論は「外向けウェブサイトの運営について」「電子町内会の交流について」です。
まず「外向けウェブサイトの運営について」は,
1)FTP使用の町内
ホームページビルダーなどを使用するサイト作成,コンテンツ更新の運用で工夫している点。CMSサイトへ移行を検討する際の不明点,他の気がかりなところなど,地域活動に役立つ事例も話し合われています。
2)CMS使用の町内
運営しやすくなった点,異なった使い方,CMSの運営の工夫などが話し合われています。
次に「電子町内会の交流について」は,
1)メール一斉配信について機能不足を改善が伝えられ,改善しますという前向きな回答が行われた模様です。
2)googleと関連することについて,検索上位表示を期待する声が見られます。カレンダー,フェイスブックの利用も行われている模様です。
二つの議題を各グループが話しあい,発表が行われています。未加入の町内,ホームページビルダーを使用継続の町内,CMSとホームページビルダーの併用の町内,CMSへ移行した町内が入り混じり熱心な意見交換となりました。未加入の町内は,検討はしているものの意見がまとまらないから加入に至っていない。引き続き検討していきたいという話が多く見られます。ホームページビルダーを使用継続の町内は,CMSへ記事が移行困難,CMSサイトはページ表示やサイト構成と写真保存に不満が多い,慣れたホームページビルダーは定形進行できるから変えることができないという話しが多いようです。CMSへ移行した町内は,手間がかからないから気楽になったと話がされています。
毎回繰り返される話として,町内会活動がインターネットのホームページに掲載する場合,趣旨目的が理解困難とか個人情報公開に異論があるなど議論されるためまとまりにくいことが多いようです。検討中の未加入の町内が抱える悩みとなります。加入町内では,管理者が一人という事例が多く後継者問題を抱えています。積極的に町内の人たちが関わりホームページの維持がされている町内は希少な模様です。
このようにして今後も岡山市電子町内会は意見交換会を継続し,少しづつできることを進めていくことになります。CMSの説明を行う講習会も開催スケジュールが公開され,未加入や加入とか町内単位に限るということなく広くCMS使用へ啓蒙活動が行われることを期待します。
カテゴリー:町内会の活動