海吉ダイヤモンドクラブのおでん会食

投稿日:2020年2月13日

2月9日のお昼どき、海吉ダイヤモンドクラブ(伊藤郁雄会長)では年間事業計画に基づいて富山公民館でおでん会食をしました。

(海吉ダイヤモンドクラブでは、これまでも手作りの水餃子、祭り寿司、五目鶏めしと茶碗蒸しなどで会食を楽しんできました。)

前日(8日)の午前中には毛野リーダー(クラブのイベント担当副会長で、元プロの調理人。以下、本稿では敬意と親しみを込めて「板長」と言わせていただきます)・村田総務担当副会長・里見会計係の3人が材料の買出しに行き、同日午後1時から富山コミュニティハウスにクラブの有志8人(板長を含む男性3人、女性5人)が集まり、板長の指導の下、おでん材料の仕込みやダシ(汁)の調製作業をしました。

おでんの具としては、大根、じゃがいも、コンニャク、ちくわ、ごぼう天、ひら天、厚揚げ、がんもどき、餅巾着、牛すじ、卵の11種類で、36人前+αの下準備です。

バンタナに割烹前掛けのにわか板さんたちは、板長の指示に従ってじゃがいもの皮むき、大根の輪切り、コンニャクの△切りと(ダシがよく浸むようにとカノコ切りの)隠し包丁、茹で卵づくり、牛すじの湯煮と串刺しなどの作業を手際よく進めていきました。

じゃがいもの皮剥き。1個まるまる姿煮となる。

 

牛すじの油煮。この後、串に刺す。

 

牛すじの臭みぬきに入れた青ネギとショウガ

 

大根を輪切りにして皮をむき、面取り(煮崩れ防止)をする。

 

こんにゃくを半分に、三角形に

 

スタッフコミュニティハウスでの事前準備作業中の様子

 

おでんのダシを調製する練達の板長(毛野さん)

 

懇切に実地指導する毛野板長

 

ちくわを半分に斜め切り

 

みんなで茹で卵の皮剥き

 

剥いた茹で卵は理想的には一昼夜ダシ汁に浸す。

 

牛すじのこま切りと串さし

 

厚揚げの湯通し。油がギラギラ浮いている。

 

大根、コンニャク、卵はダシに一晩漬けておく。

途中、だし汁を作り中の板長からは「大根の厚さはほぼ2センチ」「揚げもの類の油抜きは熱湯をサッとかけて」「じゃがいもは今日は皮剥きだけ、炊かない!」などと、指導と注意の声が飛びます。

午後3時を過ぎる頃には、11種類~40人前(予備を含む)のおでんの材料ができ上がり、明日の会食(6テーブル×6人ずつ基準)本番に備えて11種類の材料が詰められた6列の小袋が仕上がりました。

種類別に6つに袋詰めしたおでん材料

 

前日の作業に参加した板長と俄か板さん

 

2月9日、いよいよクラブ員の会食当日です。

前日からの調理要員に2人が加わった10人のスタッフは、開館時刻15分前の朝9時15分には公民館に集まり、調理実習室で会食準備の仕上げです。

会食当日の朝、準備を再開したスタッフ

 

鍋にダシを張り、前日用意したおでんの材料を次々に入れて行きます。ここでも板長の「最初に牛すじを入れて」「よく味が浸みるように、ほらほら、大根を縦に沈めて」などとご指導が入ります。

鍋に入れられ煮込みが始まったおでん

 

最後に餅巾着を入れ、後はでき上がりを待つ

 

でき上がった1人前のおでん

 

板長提供の漬けものが食欲をそそる。

 

今日の会食参加者は34人(うち、男性14人)で、公民館にやって来た会食参加のクラブ員たちは隣りの待合室でしばし談笑タイムです。

隣りの待合室では歓談の花が咲く

 

11時20分ごろには準備も整い、ご飯も炊きあがって、会場には美味しそうな匂いが漂ってきたところで全員入場です。

伊藤会長と毛野イベント担当副会長兼板長の挨拶があり、いよいよ会食が始まりました。

会食会開会の挨拶をする伊藤会長

 

会食に先立って挨拶する毛野副会長(板長)

 

「おいしいね」「なかなかいい味だ」と各食卓からの声も聞かれ、11種類のおでんを平らげるツワモノもいました。

みんなで楽しく会食しました。

 

板長手作りの大根の浅漬けと白菜漬け、それにカブラの千枚漬けも食卓に並べられ、食後にミカンとコーヒーのデザートもあって、楽しく満腹の昼食会はお開きとなりました。

(文・写真:小野田)

カテゴリー:ニューストピックス

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