木曜会の「新春投(とう)扇(せん)興(きょう)大会」

投稿日:2017年1月13日

海吉出村町内会の高齢者生き生きサロン「木曜会」は、1月12日に今年の初例会を開き、34名(ボランティア4名、会員30名)の出席を得て「新春投扇興大会」を行いました。

公会堂には緋毛氈が敷かれた「表書院」「奥座敷」「稽古道場」の三つの試合場が設えられ、江戸時代の中期に盛んに行われたという庶民のお座敷遊びの雰囲気が再現されて、参加者たちはくじで当たった相手と順次対戦を進めて行きました。

初戦で敗れた人は敗者復活戦が行われ、会場は歓声、拍手、笑いが交錯し、お正月らしい楽しいムードに包まれていました。

表書院での対戦風景

投扇興は、約1.4メートル前方におかれた台(枕という)の上に置かれた的(蝶という)を扇を飛ばして落とし、落ちた蝶と扇の位置関係できめられた「役」で得点を競うという優雅な、しかし「技量よりも偶然性」に左右されるお遊び(ゲーム)です。

対戦相手と交互に5回ずつ扇を投げ、合計点で勝敗を決めるという個人競技です。

上手下手も然りながら「運」に左右される要素が強く、毎年とんでもない(?)人が優勝したりします。

今年は、正規戦の上位2人と、敗者復活で上がってきた2人による決勝トーナメント戦の結果、会員とボランティアが2人ずつ上位入賞を果たしました。

上位入賞のみなさん

木曜会は毎年年間行事計画を策定し、70歳以上の海吉出村町内会の高齢者有志が毎月第2木曜日に「出会い、ふれあい、語り合い」を楽しんでいます。

(文・写真:小野田)

カテゴリー:ニューストピックス

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