災害時のキッチン対策
■電気・ガス・水道が止まると、冷蔵庫が使えない・ガスコンロやIHクッキングヒーターが使えない・調理用の水が不足するなど、調理に大きな影響を与えます
■いざというときに困らないよう、その対策を覚えておきましょう
カセットコンロ
IHクッキングヒーターは停電すると使えなくなります。ガスが止まるとガスコンロが使えなくなります。
ガスコンロでも、システムキッチンのビルトインタイプでは電子制御されている場合、停電すると使えなくなる機種があります。 カセットコンロがあれば、いざというとき安心です。普段でも卓上の鍋料理・鉄板料理に使えます。アウトドアでも重宝します。 |
カセットボンベの備蓄本数の目安は? 【1週間×大人2人の場合】
出典:カセットボンベとカセットこんろの備蓄について ~ Iwatani
停電すると冷蔵庫が使えない!
停電すると冷蔵庫が使えなくなり、食材の保冷ができなくなります。
大きな被害が想定される勢力の強い台風などが迫ってくる場合は、日持ちのしない食材は新たに買い足さず、数日前から徐々に消費して減らしていきましょう。 停電してもあわてて、クーラーボックスなどに食材を移す必要はありません。保冷していた冷気が残っているため、しばらくの間は冷蔵庫自体が大きなクーラーボックスとして機能します。 扉を開けると冷気が外に逃げてしまい、保冷能力が低下します。扉の開け閉めは、できるだけ減らし短時間ですませましょう。 あらかじめ冷凍庫に保存していた保冷剤や食材を、停電したのちに冷蔵庫の上段へ移せば、冷気を長持ちさせることができます。 |
水を節約する調理
断水すると、茹でる・煮るためのお湯が不足したり、食材・食器・包丁・まな板が洗えない、手が洗えないなど、不便・不衛生な調理を強いられます。
調理不要な非常食ばかりでは味気ない食事になります。貴重な水を節約しながら調理する工夫・知恵を覚えておきましょう。
ポリ袋で湯せんするパッククッキングは、クックパッドなどのレシピサイトでさまざまなレシピが紹介されています。
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