避難にあたって
■富山学区は、民間企業との協定に基づく補助的な避難場所がほとんどなく、指定避難所に避難者が殺到する恐れがあります
■密集状態となった避難所では、感染症が蔓延するリスクがあります
■災害の危険性のない地域外の場所へ避難することも事前に検討しておきましょう
■指定避難所などへの立退き避難自体が危険な場合や、屋内での安全を確保でき生活を維持する備えのある場合、建物内にそのまま留まることも、命を守るための避難行動の選択肢の一つとなります
高齢者などは早めに避難
■持出品の準備に時間がかかったり、避難所までひとりでは不安、歩いて避難するのはしんどいなど、高齢者をはじめとする要配慮者については、ご近所の方に手助けを求めて、早めに準備を始めましょう
■避難所までの経路が安全なうちに、避難を終えるようにしましょう
危険が迫ってくる前の安全な段階では、自動車での避難も有効!
■一般的な持出品のほかに、マット・ふとん・椅子など手持ちできないものを積み込めば、避難所での生活環境を要配慮者に優しいものにできます
■ご近所同士で声をかけ合って、数人で乗り合わせて避難すれば、心強いでしょう
■町内の支援者が、ピストン輸送で要配慮者を避難所に連れて行けば、短時間で多くの人数が避難できます
避難時の服装
- ヘルメットや防災すきんをかぶる(頭を落下物などから守る)
- 非常持出袋はリュックに入れて背負う(両手が使えるようにする)
- 服装は長袖、長ズボンを着用する(材質は燃えにくい木綿などのもの)
- 手袋・軍手などを着用する(ガラスの破片などによる手のけがを防ぐ)
- 靴は底が厚くて丈夫な履きなれたものをはく(長靴は中に水が入って歩きにくくなるため危険)
- 子どもにも子ども用の非常持出袋を用意する
- 子どもには迷子札を付ける
画像出典:岡山市防災マニュアル【詳細版第4版】(令和2年3月作成)
避難経路の安全を確認してから避難
■富山学区のすべての避難所(富山中学校、富山小学校、富山公民館、富山コミュニティハウス)が倉安川の近くに位置しており、避難経路上で浸水の危険があります
■町内会では、学区内の避難所の開設状況、その周りの浸水状況、避難経路の冠水状況などの情報収集に努め、住民の皆さまにお伝えします
■避難にあたっては、町内会からの情報に基づいて、避難所までの経路が安全であることを確認してから避難しましょう
■避難所への立退き避難が危険な場合は、屋内での安全を確保できかつ生活を維持する備えがあれば、建物内にそのまま留まることも、命を守るための避難行動の一つとなります
避難所での生活
避難所の運営主体は避難者
■避難所は臨時の自分たちの生活の場、避難した地域住民による自治が基本です
■避難所運営を支援する市職員とともに、みんなで協力し合って災害を乗り越えましょう