おかやま城内エリアの歴史遺産まち歩きイベント
平成24年6月9日 土曜日
元町四丁目・元町三丁目・中之町・下之町・榮町・元町五丁目・紙屋町・橋本町・本丸町
お天気はくもり晴れ,日中は27度となりました。湿度がやや高めですから街路を歩くと汗ばむ夕刻あたり,本日午後3時から2時間半程度,内山下地区の城内エリアで行われた「第一回歩いて回ろう!おかやま城内エリアの歴史遺産まち歩きイベント」の様子です。
この催しは地区内(相生三丁目)に所在する『NPO元気創生プロジェクトあしたり岡山』が開きました。同会は地域の散策マップを平成24年4月5日に作成しています。タイトルは「歩いて回ろう!おかやま 城内(しろうち)エリアの歴史遺産」です。このイベントを開くきっかけは散策マップを見るだけでなく現地を歩いて探検しよう,歴史に詳しい青山融さんや小玉康仁さんたちの話を聞きましょう,そして案内掲示板や仮想サイネージを設置できるように声を広げましょうということから始まりました。
(ウェブより転載)
この城内(しろうち)エリア周辺は、今から四百年前に築かれた城下町の中心であり、岡山空襲のためほとんどが灰燼に帰したものの、いたる所に江戸から明治、大正、昭和の名残りを発見することができます。今回は、本散策マップの発行を記念すると共に、実際に城内(じろうち)エリアを散策することでこの地域を新たに発見して頂ければとの思いで、まち歩きイベントを企画しました。
あしたり岡山の案内
http://ashitari.jp/new.php?id=40
1.集合・ルネスホール前 2.スタート前 3.大理石板(旧日本銀行の受付カウンター) 4.渡辺数馬屋敷跡(池田忠雄の家臣 弟のあだ討ちを伊賀上野で遂げた) 5.河合又五郎屋敷跡(日本三大あだ討ちのひとつとされる事件の発端人物)
6.大イチョウの木(大石内蔵助お手植え伝説の地) 7.洪水浸水線標識(昭和9年-1934-室戸台風被害の増水記録) 8-9.幸徳稲荷(古狐が中之町商店街を守る 撮影許可取得済) 10.表町商店街(撮影許可取得済)
11.幸徳稲荷(古狐が商店街を守る 撮影許可取得済) 12.表町周辺(撮影許可取得済) 13.県庁通りを行く 14-15.同通宮稲荷(民間事業者の敷地内に建つ)
16.オランダおいね修行地跡(石井宗謙のもとで産科を学んでいたシーボルトの娘) 17.あくら通りを行く 18.オランダ通りを行く 19.鐘楼堂跡地(時を知らせた 昭和8年-1933年廃止) 20.時直稲荷(栄町商店街のお守り 民間事業者の敷地内に建つ)
21.時直稲荷(榮町商店街のお守り 民間事業者の敷地内に建つ) 22.表町周辺 23.路地を行く 24.津田永忠屋敷跡(池田光政・綱政に仕え土木事業に貢献) 25.県庁筋を行く
26.今屋跡(お祭り唄・備前太鼓唄の歌詞にある ~今屋が火元で五十五軒~こちゃえ~) 27.山羽虎夫の仕事場跡(明治37年-1904-日本初の国産自動車を製作販売) 28.大手門跡(岡山城の二の丸へ向かう大手道) 29.朝日稲荷(西大寺町のお守り) 30.あじさい開花期
31.岡山県里程原標(明治49年-1907-建) 32橋姫稲荷(京橋と橋本町のお守り). 33.岡山の道路原標(道路の距離の原点 大正9年-1920-建) 34.京橋の装飾(御影石 大正アールデコ飾り) 35.京橋初渡りの碑と迷子知らせ石柱(弘化4年-1847-に架け替えの渡り初めの様子を描いた碑と迷子を知らせる石柱)
36.森崎稲荷(川崎町のお守り) 37.旧京橋橋脚は御影石(大正6年-1917-架け替え工事で川底から発掘された 現在の京橋は平成24年-2012-まで95年間原型維持される) 38.鳥人幸吉の碑(天明5年-1785-世界で始めて空を飛んだ場所) 39.堤防上緑地を行く 40.夏目漱石逗留地(明治25年-1895-学生時代の漱石が片岡家に滞在)
41. 櫓門跡 42.相生橋水位観測所(赤レンガ製 現在も装置を設置し国交省の水文水質DB記録を行う) 43.相生橋西詰めを行く 44.山羽虎夫顕彰碑(国産自動車第一号を製作) 45.岡山城下馬門跡(往時の石垣が残存)
46.あしたり岡山(主催者) 47.行程おわり(ルネスホール近く) 48-49.懇親会(真金堂)
[追加]
50.石碑・津田永忠屋敷跡 51-52.碑文の説明
身近に毎日見ている場所ですが,探検すると新しい発見があります。とくに京橋周辺にはたくさんあります。ここでは紹介されていないところは「電信発祥の地の記念碑」「火の見やぐら」「住宅顕信の詩碑」など,そのほか烏城公園の堀ばたに建つ個人の顕彰碑としては岡山で最大の「健志斎中川横太郎君之碑」があります。