旭川で水上の通信訓練
平成24年1月12日 木曜日
岡山市の旭川の京橋下流域で行う
岡山機動隊と県警による震災を想定した旭川水面上での映像配信訓練が行われました。組織は中国管区警察局岡山機動警察通信隊と岡山県警で、合同訓練となります。12日に実施された内容は大地震で被害が発生した場合、地上の移動が困難なこともあることから、より的確な被災状況の把握を水上移動しながら行う初めての訓練。船は瀬戸内署の警備艇「はいたか」(13人乗り)を使用。船内ではビデオカメラや配信機器を手にした隊員7人と同署員2人の都合9人が乗艇。出発は岡山市北区の京橋付近。撮影は旭川を下りながら行い、岡山県庁の通信隊本部ではモニターの映像を確かめることができた。情報によると同隊は東日本大震災の際には通信施設が壊れた被災地に専用アンテナを設けるなど、無線機能の確保などに尽力したという。隊長の石田潤一は「震災に備え、今後も水上や航空などさまざまな可能性を想定した訓練に取り組んでいく」と話していると記されていた。