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ニューストピックス(2017年12月17日)

正月飾りを作る2017 −(4)正月飾り講習会−(New!)

挨拶する湯浅コミュニティ協議会会長 今年も残すところあと僅かになった12月17日(日)午前9時より、恒例になっている富山コミュニティ協議会主催の“正月飾り作り講習会”がコミュニティハウスにて開催されました。

進行役の實村理事

参加者は44名とスタッフ7名の計51名で、コミュニティ協議会實村理事の進行で“めがね飾り”作りに挑戦しました。

正月飾りの部材 約半数の人が正月飾り作りをするのが初めてで、コーチ役の海吉本村の農家の方たちに訊きながら稲藁を相手に格闘をしました。このめがね飾りは右綯い、左綯い両方が必要で賑やかに語らいながらも真剣な表情で取り組んでいました。

正月飾り作り

完成した正月飾り 1時間を過ぎた頃には、それぞれ個性のある正月飾りができ、お互いに見せ合いながら喜ぶ光景が見られました。

この正月飾り作り講習会は富山コミュニティ協議会の委託を受けた百間川緑地海吉広場愛護委員会が主体になって初夏の“田植え”、盛夏の“青田刈り”“天日干し”初冬の“束ね加工”の作業に支えられています。

新年は町内の各所でこの日の成果が披露されることでしょう。

(文・写真:横地)

富山学区「在宅医療・介護」意見交換会(New!)

司会の高木看護師と会場の様子 12月17日(日)13時30分から16時まで、富山公民館において富山学区「在宅医療・介護」意見交換会が開催されました。この催しは、富山学区連合町内会・中区地域保健医療福祉介護連携懇話会・岡山市が主催し、富山公民館の共催で行われているもので、今年で4回目となりました。

今回のテーマは『在宅医療・介護についてもっと学ぼう!』 〜在宅医療・介護の現状と課題について〜 というテーマで、医療・介護の具体的な事例をとおして在宅医療とは何か、自分の生活のなかにどのように関わることになるかを考えるものでした。

会場には、岡山市から保健福祉局医療政策推進課地域ケア総合推進センター、中区保健センター、ふれあい介護予防センターなどから5名、中区地域包括支援センターから2名、中区所在の在宅医療・介護専門施設や病院、薬局などから24名、地域からは小地域ケア会議のメンバー、公民館、民生委員児童委員協議会、婦人会、愛育委員会、地区民など47名が参加しました。

開会の挨拶をする小橋副会長 意見交換会は、岡山市地域ケア総合推進センターの高木主任保健師の総合司会で始まり、主催側を代表して富山学区連合町内会小橋副会長のあいさつがありました。

続いて具体的事例としての寸劇があり、83歳の高齢者が急に倒れて救急車で入院したところから始まり、回復後本人が自宅での在宅医療・介護を希望するところからケアマネジャー、医療ソーシャルワーカー、介護支援専門員、訪問看護師、かかりつけ医などが登場し、在宅での医療・介護を受けるための手続きや問題点が説明されました。

寸劇の一部

15分の休憩の後、質問コーナーでは「医師から血糖値を下げるためのウォーキングを勧められているが食後にするのが良いか、いつの時間でもいいのか」とか、「最近身体の自由が利かなくなり、子どもから同居を勧められているが、自分としては自宅で老後を送りたいと思っている。どのようなことを考えればいいのか」との質問がありました。

意見交換する参加者 続いて意見交換に入り、参加者が10テーブルに分かれ、冒頭の寸劇の内容を踏まえて在宅医療・介護についてどのような準備が必要になるかについて自分の体験談など出し合い、1時間ほどかけて互いに意見を交換しました。

次いでチームリーダーからとりまとめの報告がありました。ある班では「24時間態勢で医療・介護が保障されると言うが、どのようになるのか仕組みが分からず不安である。また、どこに相談したらいいのかわからない」。また、別の班からは、「その場になってみないとわからないが家庭環境の整備が一番かと思う」

結果発表するリーダー また、「寸劇では、倒れた時発見者がいたが、実際にはだれが倒れているところを見つけてくれるのかわからない」

さらに、実際にご主人の看護をしている人からは、「一人ではとても無理だ。専門家の助けが必要」との意見もあったということでした。

閉会の挨拶をする是澤先生 最後に、中区地域保険医療福祉介護懇談会の是澤先生から閉会の挨拶があり、「本日は各テーブルとも活発な意見が交わされ非常に有意義であったと思う。いずれの場合も個々にケースが異なり答えは一つではない。本日は参加者の名簿も用意してくださっているので、疑問に思われることがあれば遠慮なく専門家にお尋ねしてください」と締めくくられ、閉会となりました。

(文・写真:湯浅建夫)

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