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ニューストピックス(2017年9月10日)
福泊川東町内会「認知症サポーター養成講座」開催
福泊川東町内会では、9月10日(日)午前、町内会集会所にて「認知症サポーター養成講座」開催しました。当町内会では「災害時要援護者に配慮した災害対策・いざという時の助け合い」のテーマで29年度岡山市区づくり推進事業の認定を受けており、この催しはその一環で開催したものです。「いざという時の助け合い」が機能するには、日頃からの住民同士のお付き合い・支え合いが重要であり、そのことについて考えるきっかけになればと企画しました。
21名の参加があり、そのうち13名が70歳以上と、ご自身の今後についての関心の高さがうかがえます。
馬場久雄町内会長のあいさつの後、ともに富山学区の住民でもある岡山市認知症キャラバンメイトの福森和子さん、池田俊夫さんを講師として、講座が始まりました。
まず、認知症の人への間違った対応、望ましい対応についてDVDを観賞しました。続いて教材テキストとプロジェクターを使いながら、
- 認知症の理解
- 認知症の診断・治療
- 認知症の予防
- 認知症の人・家族への対応・支援
について学びました。両講師の体験談も交えて、認知症への理解を深めることができました。
認知症の予防には、食べ物・運動・脳の活性化が重要であるとのお話は、ご高齢の参加者には参考になったようです。認知症への理解を深め、地域での支え合いの重要性を認識する有意義な講座でした。
質疑応答を経て、記入したアンケートと引き換えに、認知症サポーターの証しである「オレンジリング」が手渡され、閉会となりました。
当町内会では、今後も「いざという時の助け合い」「日ごろからの支え合い」についての勉強、検討を続けて参ります。
(文・写真:太田)
操陽南山町内会防災講演会が行われました。
9月10日(日)AM10:00〜12:00で『操陽南山町内会防災講演会』が60名の参加者を得て町内会集会所にて行われました。
これは富山学区連合町内会が岡山市の区づくり支援事業で昨年学区防災マップを製作し好評を得たのに続き、2期目の事業として今年は各町内会単位で防災講演会や避難訓練などを行うという計画に基づいて開催されたものです。
講師は岡山市危機管理室より高坂課長補佐と、富山公民館より地区担当職員で防災士の中山さんが務められました。
開会にあたり平井町内会長より町内の防災活動の生い立ちの説明があり、「平成18年10月20日に設立し、25年までの7年間は各所で行われた講演会や講座でフィールドワークやワークショップ等の勉強を重ねて参りました。26・27年と防災講演会を行い、28年は学区の行う防災キャンプに参加し、今回の講演会に至っています。現在役員以下38名がこの活動に携わっています」と話し、続いて「今日の講演を充分理解して頂き防災の知識を幅広く身につけて下さい」と挨拶があり、講演会が始まりました。
まず高坂氏より、岡山市防災マニュアル第3版に基づいてパワーポイントによる解説が65分間ありました。
続いて第2部として、中山さんによる、
- 知って得するパッククッキングでごはん
- ポテトスナック菓子でサラダ
- 切干大根サラダ
- カンパンINスープ
を作る実演があり、その後全員で試食しました。
皆さん「簡単に作れてとてもおいしい」と顔を見合わせながら驚いていました。
最後に、
- ローリングストック法について
- 緊急地震速報が鳴ったらどうするか
- 今後の町内会防災対策
について話し合いました。
途中映写スクリーンがエアコンの吹き出し口を塞ぎ、冷房が効かなくなるというハプニングもありましたが、皆さん口々に「よい講演会でした。ありがとうございました」という言葉を残し、ちょうど12時に解散しました。
(文・写真:平井)