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ニューストピックス(2017年8月31日)
富山地域福祉座談会
初秋の風が漂い始めた8月31日(月)、岡山市社会福祉協議会主催の「富山地域福祉座談会」が富山公民館で開かれました。
参加者は、事前に申し込みをした町内会、民児協、婦人会、栄養改善協議会など各団体の役員さん40名と市社会福祉協議会・包括支援センターなど主催者側10名を加えた50名が5つのブロックに分かれて座りました。
最初に、岡山市ボランティアセンター那須課長から、今回の座談会の主旨や社会福祉協議会の組織について説明がありました。
それによると「岡山市では、急速に変化する福祉ニーズに対応するため、社会福祉協議会と地域住民が主体的に参加して民間レベルで活動・行動計画を策定し、平成23年度から3年単位で、平成32年度までに第3次地域福祉活動計画を具体化しようというものです。今年度が第2次活動計画の最後の年で、このような座談会を5地区に分けて開催している」ということでした。
座談会はワークショップ形式で進められ、各グル―プごとに自己紹介を行った後、本題の「地域で困っていること」「気になっていること」を思いつくままにシールに書き出しました。そのシールを模造紙に貼ってグループ分けすることによって問題点が明らかになってきました。
休憩をはさんで、各班のシールを貼った模造紙を黒板に掲示して、代表者が各班のとりまとめ結果を発表しました。いろいろと書き出されていましたが、結果的に各班の問題点は、高齢化に伴う日常の生活や在宅介護の諸問題、空き家問題、ボランティア団体や町内会役員などの後継者がいなくなっているのでどうするのかということでした。
最後に難波民児協会長から、「現在、小地域ケア会議でアンケートを実施しており、今月末でアンケートが集まり次第、地域住民の要望も明確になるので、その結果をもとに今後10年20年先を見据えてより良い学区にしていくため、どのようにしていくべきかを検討したいので皆さんのご協力をお願いする」と締めくくり、盛会のうちに福祉座談会はお開きとなりました。
(文:湯浅、写真:和久野)