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ニューストピックス(2017年7月31日)
インドネシア視察団19人が富山公民館来訪
7月31日(月)インドネシアより日本の幼児教育視察の一行19人が富山公民館を訪れました。来訪メンバーは、日本の文部科学省に当たる国家教育省職員3人、公民館に当たるCLC(Community Learning Center)職員6人、幼児教育・社会教育の先生10人です。
笑顔であいさつする視察団代表 |
7月20日に来日し8月7日に帰国する計19日間の日本滞在スケジュールで、その間東京・岡山・島根・大阪を訪問の予定。岡山には6日間滞在し、富山公民館を始め西大寺公民館・上南公民館・岡山大学などを訪れる予定です。
2014年秋に名古屋市と岡山市にて開催された「ESDに関するユネスコ世界会議」では岡山県の公民館活動が大きく取り上げられ、会議では富山公民館の活動も紹介されました。今回の富山公民館来訪は14年のESD国際会議に来岡していたインドネシア関係者から、岡山市の公民館を視察したいとの依頼が中央公民館へあり、中央公民館から富山公民館の子育て支援の活動をぜひ紹介してほしいとのことで実現しました。
本日行われた視察は次のとおり(進行役は田中主任)(敬称略)
時刻 | 内容 | 詳細 |
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11:30 | 視察団到着 | 昼食(弁当) |
12:40 | 公民館内案内 | |
13:00 | 視察交流会開始 | 友信館長挨拶 インドネシア視察団挨拶と視察団員紹介 岡山市の公民館と富山公民館の紹介(公民館の役割と機能の説明など) |
13:30 | ぞうさんクラブ紹介 活動紹介 重本代表 参加スタッフ 山本、南本 |
パワーポイントにて説明 ぞうさんクラブの活動内容、参加保護者の声、幼児だけでなく母親の交流の場にもなっているなどの説明。視察団の質問は7人からあった。スタッフの資格、研修は?参加は誰でもいいのか?など活発に質疑応答あり。 |
14:10 | ぽけっと文庫紹介 活動紹介 菅田 参加スタッフ 赤松、吉沢、笠原、川口、石川、土井、小柳 |
パワーポイントにて説明 ぽけっと文庫の目的は子どもの成長を支える心の栄養となる本を届けること、その活動内容を説明。視察団よりの質問も8人からあった。ぽけっと文庫のスタッフが、くだものの絵本の読み聞かせ、うさぎの餅つきのわらべうた、紙パックのコマ回し、皿回しを次々に実演、盛り上がった。 |
15:20 | 交流タイム インドネシア視察団、富山参加者の双方より自由に発言し交流し合う時間 |
岡山には桃太郎の昔話があるがインドネシアには? → きゅうりから生まれた女の子の昔話がある、など質問と回答あり。 視察団の女性が母国のわらべうたを踊りながら披露し、学区の女性も即興で一緒に踊る場面もあり楽しいひと時を過ごした。 富山の自然を楽しむ会の實村代表より、同会作成の「富山学区倉安川散策マップ」が紹介され視察団全員へ配られた。 プレゼントの交換も行なわれた。岡山からインドネシアへコマ、インドネシアから岡山へインドネシアの地図をあしらった風呂敷様のもの。 |
15:50 | 閉会 | 友信館長挨拶 全員による記念撮影 |
視察交流会の様子(1) |
視察交流会の様子(2) |
熱心に質問する視察団女性 |
大活躍の視察団通訳 |
本日の視察は、幼児期の教育について社会教育として富山の地域と公民館が実施している活動を知りインドネシアの幼児教育やCLCの活動に生かすことが目的で行われました。充実した意見交換ができ、また、活発で楽しい交流もあり、双方共に大変有意義な一日でした。
(文:行枝、写真:横地)