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ニューストピックス(2017年2月15日)

海吉本・中村町内会と就実学園が防災協定に調印
〜 操山の就実学園グラウンドが災害時の避難所に 〜

2月15日午後3時より就実学園薬学部会議室において、海吉本村町内会および海吉中村町内会と学校法人就実学園との間で防災協定調印式が行われました。

操山山系の東部には就実学園が所有する標高83メートルのグラウンドがあります。そこは「就実・森の学校」と名付けられ、学園が教育の一環として里山づくりを進めていて、毎年4月には竹林の中で「春の訪れコンサート」が開催され、富山学区のとみやまエコクラブや富山天龍太鼓など、各種団体も参加しています。

就実学園グラウンドの位置図と遠景

今回の協定は、地震・水害等の非常災害が発生した場合に、地域住民の安全確保のためにこのグラウンドと設備を避難施設として利用できるという内容になっています。

笠原会長、西井理事長の挨拶の後、石田森林研修センター長から防災協定調印までの経緯および協定の概要について説明があり、学園として社会にどう貢献するかを考えるなか、各地での甚大な災害発生による防災気運の高まりと海吉本・中村町内会の危機意識が合致して協定までこぎつけたと紹介されました。

続いて、協定書の調印が行われ、矢吹本村町内会長・小橋中村町内会長と西井理事長が固い握手を交わしました。その後はなごやかに意見交換があり、この協定をより充実させるべく今後とも相互努力する約束をし、最後に写真撮影をして調印式は滞りなく終了しました。

調印を終えた矢吹会長と西井理事長
矢吹町内会長と西井理事長
調印を終えた小橋会長と西井理事長
小橋町内会長と西井理事長

調印式の出席者は下記のとおりです。(敬称略)

富山学区就実学園
海吉本村町内会長 矢吹史郎理事長 西井泰彦
  同  副会長 吉岡昭雄就実大学・短期大学長 片岡洋行
海吉中村町内会長 小橋一郎就実高校・中学校長 竹内美保
  同  副会長 岩ア文雄就実小学校長 森 熊男
  同  副会長 湯浅耕次就実子ども園長 谷 良江
連合町内会長 笠原一郎森林研修センター長 石田省三
連合電子町内会運営委員 行枝 学学園本部事務局長 尾ア 実

出席者記念撮影

富山学区では9年ぶりに防災マップの作成が進められています。いつ発生するかわからない災害に備え、今できる準備を着実に進めたいものです。

(文・写真:行枝)

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