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ニューストピックス(2016年12月18日)

28年度「防災キャンプin富山」

寒さ厳しい師走の12月18日、午前10時から富山学区防災キャンプ実行委員会主催による平成28年度「防災キャンプin富山」が富山小学校体育館を会場に開催されました。

笠原実行委員長挨拶 「昨今未曾有の震災が各地で起こっています。この富山でもいつそんな震災に襲われるかもしれません。あなたはそんな時、どうしますか?」との問い掛けを胸に、各町内会・小中学校等から実行委員を含め199人(主催者調べ)の人々が集いました。

記憶に新しい地震では、阪神・淡路大震災(1月17日)、東日本大震災(3月11日)、熊本地震(本震は4月16日)、鳥取中部地震(10月21日)と寒い時期に多発しています。年の瀬のこの時期に防災キャンプをする意味はここにあります。

岡山県警本部及び市水道局の方々 笠原実行委員長、友信富山公民館長の開会挨拶の後、5つの班に分かれた参加者は、岡山県警察本部警備部警備課災害警備係長の是松警部補、機動隊第一小隊村原巡査部長より、熊本地震への応援派遣・東日本大震災への応援派遣の体験談及び今後想定されている南海トラフの大地震への備えなどのお話を聴きました。

熊本地震応援派遣の説明東日本大震災応援派遣の説明

災害は待ってくれません! 今から備える事が大切だと学びました。

アルファ米の炊き出し体験 お昼に近付いてきたので、参加者はアルファ米の炊き出し体験です。パックに入ったアルファ米にお湯を注ぎ約20分待ちます。「五目ご飯」「わかめご飯」があり参加者は好みのパックを選び出来上がるのを待ちました。そして、栄養改善協議会や小中学校PTAの方が早朝から準備してくださった豚汁をおかずに昼食タイムとなりました。

応急給水栓の説明 昼食と並行して各班ごとに校舎北側に設置されている応急給水栓で岡山市水道局東水道センター栗原様、浄水課森末様より取扱い方を教わりました。

そして、午後は簡易担架リレーです。リレーと云っても競争ではなく、竹2本と毛布1枚で簡易担架を作り負傷者を救助するという講習です。老若男女の参加された皆さんは真剣な表情で取り組んでいました。

簡易担架作り方講習簡易担架リレー

次は、中学生ボランティアのチームHMBによる「非常持出品・非常備蓄品リレー」です。チームHMBは真夏の8月から何回も協議を重ね、非常持出品・非常備蓄品のカードを作りリハーサルを繰り返して本番の今日を迎えたものです。各班は正解数とタイムを競い1位・2位の班には賞品が授与されました。(※HMBは、Hizyou Motidashihinn Bitikuhinn(非常 持ち出し品・備蓄品)の頭文字)

非常持出品・非常備蓄品リレーを説明する江口富中校長とチームHMBの中学生ボランティア非常持出品・非常備蓄品を考える参加者

そして最後に気象庁のDVDを上映し、防災情報の活用を学びました。

防災情報の活用DVDを見る参加者

實村副委員長の閉会の挨拶 予定より1時間近く早く午後3時に實村実行副委員長の閉会の挨拶で全ての行事を終え家路に着きました。

実行委員の皆さん

「防災キャンプin富山」実行委員会は約60人のメンバーで今春から準備会を重ね当日を迎えました。また、中学生ボランティア“チームHMB”も準備に努めていただきました。多くの方々の努力で開催できたことに感謝いたします。

(「防災キャンプin富山」実行委員会)

(文・写真:横地)

丸尾勝利さんが岡山市スポーツ少年団功労者表彰を受賞

12月18日、「岡山市体育協会2016年度表彰式」にて、丸尾勝利さん(海吉福吉在住)が岡山市スポーツ少年団功労者表彰を受賞しました。丸尾さんは昭和62年4月より31年間の長きにわたり富山スポーツ少年団の剣道の指導に携わり今なお続けています。

現在指導している生徒数は小学校高学年の児童を中心に小中学生30人。「剣道は礼儀正しさと姿勢の良さが身につく」と親の勧めで始めた子どもたちが多いとか。また大変なのは、夏の面の暑さ、冬の板間からの冷たさとのこと。

丸尾さんは平成28年4月、警察官として危険業務に携わり貢献したとして瑞宝双光章を受章。現在は、保護司として岡山中地区保護司会富山地区代表理事を務めています。

表彰状/丸尾勝利様/あなたは永年にわたりスポーツ少年団の育成指導に尽力され青少年の健全育成に多大な貢献をされました/ここにその功績をたたえ表彰いたします/平成28年12月18日/一般社団法人 岡山市体育協会/岡山市スポーツ少年団 本部長 河田純雄副賞の楯

(文・写真:行枝)

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