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ニューストピックス(2016年12月4日)

注連縄・正月飾りを作る(3) 正月飾り作り講習会

挨拶する湯浅コミュニティ協議会会長・正月飾りの部材 師走の12月4日(日)午前9時より、恒例の富山コミュニティ協議会主催“正月飾り作り講習会”がコミュニティハウスにて開催されました。

参加者は老若男女51名(内、児童5名)で、コミュニティ協議会の福森副会長や實村理事の進行で富山に伝わる“めがね飾り”に取り組みました。

作り方を説明する實村理事と会場の様子

まだ緑色と香りの残る青田刈りをした藁ですが、普段触る機会の少ない参加者は悪戦苦闘し、農家の方に指導を仰ぎながら右綯い・左綯いに挑戦です。賑やかに語らいながらも真剣な眼差しで各自正月飾りを形作っていきます。

児童も父親といっしょにお互いに助け合い制作

作業開始から約1時間を過ぎた頃には、あちらこちらで“世界に同じ物が二つと無い正月飾り”が出来上がってきました。皆さんもきっと新年には学区のあちらこちらで目にされることでしょう。

綯い方を教える福森副会長完成した正月飾り

この“正月飾り作り講習会”は初夏の田植えから盛夏の青田刈り・天日干し、初冬の準備とたくさんの人々の善意と労力により支えられました。

皆で素晴らしい新年をお迎えいたしましょう。

(文:横地、写真:薄)

富山学区在宅医療・介護意見交換会

12月4日(日)13時30分から16時まで、富山公民館において「富山学区在宅医療・介護意見交換会」が開催されました。この催しは、富山学区連合町内会・中区地域保健医療福祉連携懇話会・岡山市が主催し、富山公民館が協力して行われているもので、今年で3回目となりました。

講師の話に耳を傾ける皆さん 今回のテーマは『在宅医療・介護についてもっと学ぼう!〜在宅医療・介護の現状と課題について〜』で、住み慣れた自宅等で医療・介護が受けられるにはどのような準備が必要か。今何ができるのかを地域住民と在宅医療・介護に関わる専門職が語り合うことで相互の理解と情報の共有を深め、今後の相談や対応をスムーズにしようとするものでした。

司会進行担当の高木保健師・開催のあいさつをする笠原会長 会場には、岡山市から保健福祉局医療政策推進課地域ケア総合推進センターから5名、中区地域包括支援センターから2名、中区所在の在宅医療・介護専門施設や病院、薬局などから20名、地域からは公民館、民生委員児童委員協議会、婦人会、愛育委員会、小地域ケア会議のメンバー・地区民など60名が参加しました。

事例発表をする吉田先生・本日の講師の皆さん方 意見交換会は、岡山市の地域ケア総合推進センターの高木主任保健技師の総合司会で始まり、主催側代表の富山学区連合町内会笠原会長のあいさつに続き、医療連携室吉田知代先生、介護支援専門員奥西美和先生、訪問看護師佐山純子先生、薬剤師武田章利先生、訪問介護三島章先生から具体的事例をとおした在宅医療・介護の資源の情報提供がありました。

地域の取り組みを発表する本澤さん 10分間の休憩をはさんで、地域からの情報提供として福泊町内会福祉委員会本澤さんから「福泊町内会福祉委員会の日頃の取り組みについて」の紹介がありました。

真剣に意見を交わす皆さん 14時40分からメインイベントである意見交換に移り、本日のテーマ「在宅医療・介護について、それぞれの立場でどのような準備が必要か。今何ができるのか」ということについて11のテーブルに7人のメンバー(医療・介護専門職3人、学区各種団体代表者及び学区民4人)により、自由に意見を交しました。

皆さんが出した意見の数々 30分が経過したところでグループのメンバー交換を行い、違うメンバーでの意見交換が行われました。日頃から在宅医療・介護に関心をお持ちの方々ばかりということもあり、各グループとも真剣な意見交換が行われ、会場は熱気に満ち溢れました。

15時40分に意見交換を終了し、各グループから結果の発表がありました。

取りまとめ結果を発表するリーダーたち

取り纏め結果を発表する和田栄養士 本日の意見交換会には結論というものはなく、「参加した専門職と地区民がこの席で知り合いとなり、何かあったら気軽に相談できるようになれば、成果があったということです」と司会者から結びがありました。

会の主旨を説明する小野保健師 小野克美地域ケア総合推進センター所長さんにお尋ねしたところ「この催しは、どこの学区でも行っておりますが、富山学区が一番熱心で、また今回が3回目ということもあり、今まで参加したことがない方を対象に計画しました。少しでも多くの方が、在宅医療・介護ということに関心を持っていただいて、自らの老後は自らが考えていただけるよう微力を尽くしている」ということでした。

(文・写真:湯浅)

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