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ニューストピックス(2016年7月23日)
百間川河川敷で昆虫採集
7月23日(土)9時30分に富山中学校体育館入口前に集合し、中川橋近くの百間川河川敷で昆虫採集が行われました。この企画は、富山の自然を楽しむ会(實村貢代表)と富山公民館共催によるもので、小学生児童等10名と保護者5名の参加がありました。
まず、富山の自然を楽しむ会桐野宏さんの挨拶と本日指導を頂く近藤隆夫先生(県自然保護推進委員)、富山中学校男子3年生ボランティア(4名)、スタッフ(4名)の紹介があり、採集場所の中川橋下に移動しました。
現地で近藤先生から、「トンボの捕り方は、飛んでいるトンボは網を下から上にしっぽの方から網を動かす」や、「網の中に蜂など危険な生き物がいないかを確かめてから手を入れる」など注意を受けて、めいめいに昆虫を追いかけました。
11時頃に小休憩し、参加者それぞれが採集したトンボやバッタなどの名前調べと特徴の見方など、特にシオカラトンボとコフキトンボ、アカトンボとウスバキトンボの違いを近藤先生から教えて頂きました。
バッタ類 | ・ショウリョウバッタ(13)・ヒナバッタ(2)・オンブバッタ(1) |
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トンボ類 | ・ウスバキトンボ(19)・コフキトンボ(3)・クロイトトンボ(2)・シオカラトンボ(1)・ハグロトンボ(1) |
チョウ類 | ・キチョウ(2)・シジミチョウ(2)・モンシロチョウ(1) |
その他 | ・ゴマダラカミキリ(1)・クマゼミ(1) |
※今回はトノサマバッタが採れなかった |
河川敷では自然と触れ合え、ウスバキトンボやショウリョウバッタなどいろいろな種類の昆虫を採ったなど皆さんから楽しかったとの声がありました。また参加者からの質問に、「暑さに強いトンボ名やカブトムシは操山にいるの?」などがありました。
終わりに8月7日(日)に予定されている「昆虫の標本づくり」の案内と標本を収める紙箱(深さ5cm位)の準備や、できれば自宅近くで今回採れなかったセミなどを用意するなどのお知らせがありました。
再び中学校体育館前に戻り、最後に近藤先生・ボランティアをしていただいた富中のお兄さんにお礼をして11時半頃に解散しました。
(文・写真:吉田)