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ニューストピックス(2015年12月5日)
正月飾り作り講習会
師走に入った12月5日(土)午前9時より、昨年に引き続き富山コミュニティ協議会主催の“正月飾り作り講習会”がコミュニティハウスにて開催されました。
参加を希望された40世帯47人の老若男女が、福森コミュニティ協議会副会長や理事の實村さん他の指導で、当地に伝わっている“めがね飾り”に挑戦です。
参加者は、普段触ったことのない藁の扱いに苦労しながら真剣な表情で、ご指導して頂いている農家の方に教わりながら、右綯い・左綯いと懸命に取り組みました。
そして、開始から1時間ほど経った頃には各々自慢の正月飾りが完成し、あちらこちらで出来栄えを見せ合う光景が見られました。
本日作った“世界で唯一つの正月飾り”は新年の学区のあちらこちらで目にすることが出来るでしょう。
飾り部品一式は福泊町内会の石井さんよりご寄付して頂き、藁は百間川緑地海吉広場愛護委員の方々にお世話頂きました。
多くの方々の善意により、今年も“正月飾り作り講習会”を成功裏に終えることが出来ました。皆様本当にありがとうございました!
これで富山学区にも素晴らしい新年が訪れることでしょう。
(文:横地、写真:長畑・横地)
今回の“正月飾り作り”の準備は今春から始まっていました。
海吉本村町内の休耕田(湯浅コミュニティ協議会会長所有)をお借りして、早春の“田起こし”を経て、梅雨の晴れ間を利用しての“田植え”です。
苗は近くの農家から背丈が高く育つ朝日米の苗を寄付して頂き、6月28日(日)百間川緑地海吉広場愛護委員を中心に20人の協力を得て行いました。
その後も、日々見回りし生育状況を確認しながら追肥も行いました。
そして、8月16日(日)刈り取りを行い、富山中学校の南校舎南側をお借りして数日間“天日干し”をしました。天候は不順で日照は不足気味でしたが、無事乾燥させて大切に保管していました。
“正月飾り作り講習会”が近付いた11月27日(金)にお飾り1個分の藁を束ねる最終準備を行い、講習会当日を待ちました。
(文:横地、写真:佐藤・横地)