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ニューストピックス(2015年11月29日)

「散策路づくり」と「どんぐり苗の植樹」

「散策路づくり」と「どんぐり苗の植樹」場所付近の見取り図 11月29日(日)とみやまエコクラブ[行枝(ゆくえだ)代表]では、第3回目の「散策路づくり」「どんぐり苗の植樹」を行いました。

富山公民館の駐車場に幼稚園児から中学生ボランティア(7名)、高齢者、とみやまエコクラブ員など総員30名が集まりました。(現地で就実学園の石田氏ほか2名と合流)

富山公民館からそれぞれの車に乗り合わせ目的地である操山丘陵の東端、吉備津岡辛木神社の南西約150メートルの丘陵地に向かいました。(現地 見取り図参照)

車を現地近くの吉備津岡辛木神社の駐車場に置き、散策路の整備と植樹に使用するための道具(ヘルメット、軍手、チェンソー、スコップ、ツルハシなど)やどんぐりの苗木を手分けして現地に運びました。

作業前の状況 今回、散策路の整備と植樹をする場所は昨年整備をした場所の東側で、まわりは孟宗竹や雑木で囲まれていました。

挨拶する行枝代表 現地で行枝代表から「大勢の皆さんに参加していただき感謝します。岡山市街近郊に素晴らしい自然が残っているところは珍しくなっており貴重です。岡山のセントラルパークを目指して守り育てていきたいと思います」と話がありました。

作業手順を説明する川瀬エコクラブ会員 続いてエコクラブ会員の川瀬さんから、竹を使っての散策路(約60メートル)づくりやどんぐり苗(30本)の植樹について作業手順の説明がありました。

説明を聞く参加者

参加者は、ヘルメットや手袋を着用して、あらかじめ決められた場所で小グループに分かれて作業を行いました。

散策路を整備するグループはベテランの男性、どんぐり苗の植樹をするグループはこどもや女性、中学生などで作業を行いました。

散策路づくりは、昨年整備した道をさらに東へ伸ばすもので、谷川部分の斜面に小ぶりの孟宗竹を等間隔に打ち込み杭にして、その杭に孟宗竹を渡し番線で縛って柵を作り散策路にしました。また、山水が湧き出ている場所には、地面に孟宗竹を敷いて歩きやすくしました。

孟宗竹をチェンソーで切断する参加者孟宗竹を組み立てる参加者

どんぐり苗を植えるためにあらかじめ5〜6メートル間隔に表示した竹杭の傍をスコップやツルハシなどを使って穴を掘り、用意したどんぐり苗を手際よく植えつけていきました。植えつけたあと根元をしっかり押さえ、苗木を竹杭に紐で固定しました。中学生が近くの鳥池からジョウロに水を汲んで来て苗木にやりました。

穴掘りをする参加者中学生ボランティアも植えましたどんぐり苗を植える園児植えたどんぐり苗に水をやる児童

作業を開始して約1時間経ったころ休憩をとりました。このころになると寒さも幾分和らぎ心地よささえ感じるようになりました。参加者の中には額に汗を滲ませる人の姿もありました。

おむすびを食べる参加者 エコクラブの用意した「おにぎり」と「お茶」が参加者に配られ、それぞれ思い思いの場所でおにぎりを頬張るひと時を過ごしました。

初めて参加したこども連れの女性は「私が住んでいる身近な所にも緑がたくさんあることを知りました。これからはこどもと一緒に出かけてみたいと思います。今日は楽しかったです」などと話しました。

また小学校4年の男児は「妹と一緒に秘密基地を作りました。また来たいです」と元気よく答えてくれました。

足場の悪いところに孟宗竹を敷き詰める出来上がった散策路

作業は順調に進み昼前には全ての散策路が完成し作業が終わりました。

最後に行枝代表が、足元の悪い中での作業を労うとともに今後の協力を呼びかけました。参加者は、作業をやり終えた達成感に浸りながら木立を抜けたあと、吉備津岡辛木神社の駐車場で解散となりました。

参加者全員で記念撮影

初めて参加した幼児や児童、中学生、そして参加したすべての皆さんお疲れ様でした。また、お世話をして下さった「とみやまエコクラブ」の皆さん、ありがとうございました。

(文・写真:長畑)

四学区交流会の開催

笠原会長の主催者開会あいさつ(来賓席は粕谷区長と竹本所長) 11月29日午後、富山コミュニティハウスにおいて「平成27年度四学区交流会」が開催されました。

四学区交流会は、操山以南の富山・旭操・操南・操明の4つのそれぞれの小学校区の連合町内会の主要役員が年に一度一堂に会し、学区の現状や問題点を相互に発表・研修して会務運営の向上と相互の親睦を図ることを目的に、主催と会場は四学区持ち回りで行っているもので、今回で5度目の交流会です。

挨拶する粕谷中区長 今年度は富山学区の担当で、粕谷中区長・竹本富山地域センター所長を来賓にお迎えし、各小学校の校長(又は教頭)及び富山・操南公民館から地域担当職員、中区役所の職員(2名)、四学区からの参加者(各6〜8名)を含め総勢32名が集いました。

定刻の午後3時、主催者を代表して笠原富山学区連合町内会長が歓迎の挨拶に立ち、次いで中区長から区の現状について説明があり、各学区からの発表に移りました。

発表の一場面 今年度のテーマは「災害に備えて〜各学区と小学校の取り組み〜」で、発表者はそれぞれの立場で現況を熱く語っていました。

ひと渡り回ったところで暫時休憩し、続いては青山 融(あおやま とおる 海吉福吉町内会在住、岡山弁協会々長)氏による記念講演「岡山弁再発見」があり、会場は再発見の納得感とユーモラスな話術の笑いに包まれていました。

青山氏による記念講演

最終カリキュラムは懇親会です。富山学区の小野田連合町内会顧問の発声で一同乾杯し、来賓や青山講師も交えて和やかに夕食を囲んで暫(しば)し歓談の時を過ごしました。

懇親会の様子

平井副会長による閉会挨拶 結びは平井資朗富山学区連合町内会副会長が閉会の挨拶に立ち、4時間余に及ぶ長丁場の交流会は午後7時過ぎにお開きとなりましたが、質問や意見交換の場面がなく、また、会議成果の取りまとめの採択もないままに、粛々と時程を消化しただけの印象が拭えなかったことは残念でした。

(文・写真:小野田)

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