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ニューストピックス(2015年10月23日)
OHKがなかよしクラブを取材
去る10月23日、富山小学校の放課後児童クラブ「なかよしクラブ」はOHK TVの取材を受けました。(すでに、放送は終わっています)
これを機に、学区民のみなさんにもクラブの現状を知っていただこうと、クラブ運営委員会から依頼を受けた電子町内会は、ホームページへ掲載をすることといたしました。
放課後児童クラブは、厚生労働省の運営指針によれば「小学校に就学している子どもであって、その保護者が労働あるいは疾病や介護等により、放課後・学校休業日に子どもの保護・養育ができない状況によって放課後児童クラブに通うことが必要な子どもが安心して過ごせる生活の場として、子どもの発達段階に応じた主体的な遊びや生活を通じて、子どもの健全な育成を図る(ここでは「保育」という表現を使わせていただきます)ことを目的とする」仕組みであるようです。
富山小学校の施設内に置かれている放課後児童クラブは、「なかよしクラブ」という別称が付けられていて、「放課後児童クラブ運営委員会」によって運営されています。もちろん、管理・人事・運営体制は小学校からは独立しています。
なかよしクラブの現状を見てみましょう。 平成26年度までは1年生〜3年生の低学年の子どもたちが対象でしたが、平成27年度からは「全学年が対象」となりました。
平成27年10月現在の保育児童総数は113人で、その内訳は次のとおりです。
1年生 | 40人 |
2年生 | 45人 |
3年生 | 19人 |
4年生 | 9人 |
施設としては、校門を入った左方に2棟のプレハブ平屋(朝日の間,夕日の間)がありますが、全学年が対象となると2部屋だけでは収容しきれず、小学校のランチルーム(陽だまりの間)を使用しているのが現状です。
これらの子どもたちの保育に当たる「放課後児童支援員」及び「補助員」(以下、支援員等という)は全員で14人(うち、男性1人。常時は概ね8人)いますが、新制度移行後の過渡期でもあり、一部の支援員等は国の求める資格要件に沿うための研修受講中です。
クラブの子どもたちは放課後はクラブに直行し、2月から10月までは17時まで、11月から1月までは16時30分まで、また、一日保育が行われる日は8時30分から該当月の夕方の閉鎖時刻までをクラブで過ごすことになり、学区内の一部の町内会では下会する子どもたちの見守り活動を実施しています。
状況を賢察してか、保護者からの高学年児童の保育ニーズは顕在化していませんが、現在の子どもたちがそれぞれ進学し、新1年生が入ってくると保育児童数が増えることは容易に想定され、施設等の管理面の問題解決が急がれる状況にあります。
(文:小野田、写真:クラブ運営委員会)