本文
ニューストピックス(2015年10月20日)
小学3年生の地域安全マップづくり
10月20日、富山小学校3年生(3クラス〜117名)を14個班に分けての地域安全マップづくりの授業が行われ、地域から今年も指導員15名、PTAから副会長6名を含む27名、養護教員実習生2名、それに地域安全マップ指導向上事業の一環として県のくらし安全安心課から3名の計47名で、「フィールドワーク」「マップづくり」「発表」の3部門を支援しました。
同様の授業支援は、平成19年以降連続9回目になり、今年はまず10月1日に3年生の保護者を対象にした事前説明会からスタートしました。
フィールドワーク本番の今日20日は、午前8時30分に支援要員は校庭に整列し、各班を担当する指導員と随伴員が暫時ミーティングをするうちに児童たちが教室から出て来て合流、お互いに挨拶を交わして、さあいよいよ出発です。心地よい秋の日差しを浴びて、指導員に引率された児童たちは元気に目的地(フィールド)に向けて展開して行きました。
各フィールドでは、児童たちは「どこが危険(入りやすくて、見えにくい)場所なのか、また、どんな場所が安全な場所なのか」を自分たちの目線で探し、持って来た地図に書きき込んで行きました。
学校に帰ってからは、次は体育館でマップ作りです。
各班ごとに用意された大きな白地図に、フィールドワークで得た成果をフェルトペンや付箋紙、色紙、さらに撮ってきた写真などで表現して行きます。
最後は作品の発表です。
各班の全員が一人ずつ交代でマップの前に立ち、指示棒で指しながら「ここは○○なので危険だと思いました」などと発表し、班員全員の発表が終わると他の班の仲間からも盛んな拍手を浴びていました。
閉会式では支援者を代表して防犯協議会の小野田会長が挨拶で「今日は、行政(県)・地域・学校・家庭(保護者)・児童の5者が「子どもたちが犯罪に遭わないために」という一つの目的のために心を一つにして頑張り、とても意議深い半日でした。児童のみなさんは、今日まで学んできたことをこれからの暮らしや遊びに活かし、事故や犯罪に遭うことなくすくすくと成長してほしい」と話し、12時20分無事今日の授業支援を終わりました。
(文・写真:小野田)
地域の方と給食を囲む会
爽やかな秋晴れの10月20日、富山小学校で恒例の「地域の方と給食を囲む会」が開かれました。
招かれた方々は、平素児童と関わりの深いボランティア先生や子ども見守り隊、それに午前中地域安全マップの授業支援に参加した地域のボランティア等、計37名です。
参加者たちは第2理科室で待つほどに、やがて各学年(6年生は修学旅行中で不在)の計19クラスからエスコート役の児童が順次迎えにきて、名前を呼ばれた2名のにわか“先生”は児童の案内でそれぞれの教室へと移動しました。
教室には、やや大きめの机と椅子が設えてあり、卓上には児童たちと同じ食器で同じ献立が並べられています。
着席が終わると当番さんが「両手を合わせ、真心こめて言いましょう」と前置きし、みんな一斉に「いただきま〜す」。
本日の献立:ママカリの3倍酢揚げ、うのはな煎り、赤だし、牛乳 |
近くの席の子と、勉強のこと、住まいのこと、好きな食べ物のことなどを楽しく話し、最後にも「ごちそうさまでした」と大きな声で唱和して、今日の給食を囲む会はお開きとなりました。
参加者たちは、異口同音に「小学生は可愛いね」と話し、ある夫人は「うちの孫は他市の小学1年生です。今日のような機会は初めてでしたが、うちの孫もこんなにして教室で給食をたべ、勉強するんだなと思いをはせることができ、感激でした」と述懐していました。
(文:小野田、写真:薄)